あらすじ
元外科医で厚生労働省職員の氷見亜佐子の仕事は、現場で正常な医療行為が行われているか監視すること。ある時、同僚の桃子から「緊急搬送先で一命を取り留めた夫から三下り半を突き付けられた友人がいる」と相談された亜佐子。家族に無断での転院、面会拒否、急な弁護士の登場に違和感を覚えて病院への侵入を決行。身寄りのない患者たちを病院に運ぶ「コトリバス」。その裏に隠された目的とは? 腐敗した医療の現場に踏み込み、弱者を貪る悪を絶つ! 医療Gメンシリーズ第2弾!!
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Posted by ブクログ
元外科医で厚生労働省職員の主人公が、医療現場の不正を暴く。シリーズ1作目を未読でこちらから読んでしまった。多少前作からの続きかなと思われる部分もあったが、本作のメインストーリーは、藤正会病院の不正を追及するもの。
生活保護受給者をターゲットに不正な入院、治療で荒稼ぎするセーブバードと、その社長に言いくるめられて共犯になる藤正会病院の藤村病院長。彼らの不正を調査する厚生労働省、警察、潜入捜査するライター。最後は政治まで登場するが、複雑さはなく読みやすかった。
表紙のイラストから想像していたよりも亜佐子は普通のキャラクターで、もう少し個性が際立つと面白くなる気がする。