あらすじ
「そなたの婚姻が決まった」
レヴァーゼ王国・第六王女ウエンディは、姉の身代わりで『野蛮』と揶揄される国へ人質のように嫁がされることになった。
生まれてから15年間、存在ごと忘れ去っていたくせに?
放置しておきながら、『呪われた子(無能の駒)』扱い?
だから前世の記憶があるウエンディは憤り、決めた――祖国をぶっ潰すと。
「これが復讐とは――誰も気づかないでしょうね」
無能王女を演じ、登場人物すべてを驚愕させる復讐譚、開幕!
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Posted by ブクログ
楽しめた!
失うものがない人は本当に強い。
ウェンディの復讐が、他人の感情を利用せず、巻き込
まず、自分だけで成し遂げようとしたのが良かった。
転生モノで、前世の知識は役立ったけど、それよりも
ウェンディという少女に強さを与えたというのが良い。
転生がメインではないというのも◎。
そのままのウェンディを受け入れたアウリラ国王一家
は、皆温かくて、愛情いっぱい。
来世に幸せな幼少期を…ではなく、シリルとの子供を
愛情いっぱいで育てることでもいいんじゃない?
クスッと笑える部分も多々あって、楽しめた。
匿名
面白かった。星⭐️10個くらいあげたい。
ただ、ひとつ納得いかないのは、王の子供が書かれているように完璧に忘れられる事があるだろうか?と言うところ。
組織としてあり得ない。
まあ、そんなクソ組織かつ、国のありようだから近い将来に滅びて当然とは思うけど。