あらすじ
あの王女が図書館を守らんと大暴れする標題作や、ゼルガディスと或る男前の再会、ガウリイの剣探しの裏話など、あの人その人が大活躍。文庫初収録+書き下ろし四編と大盤振舞な短編集! スレイヤーズ魂は不滅です。
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Posted by ブクログ
今まででの短編と違い、本編のキャラがメインで動く話が多め。
そして、今までネタが短編、本編で小出しにされていたからある程度作品を読んでいる読者には暗黙の了解になっており、表向き正体が明かされてなかったナーガの素性が明かされているのにびっくり。
久々でもいつものスレイヤーズ
今回のエピソードは超短いの3つと普通の長さの5つで合計8話
・リナの弟子を名乗る魔道士の話
・医療に人生を捧げた医者の話
・超一流の刀鍛冶の話
・アメリアととある人物が1部終了後にセイルーンで暴れる話
・1部終了後にゼルガディスとヌンサが共闘する話
どれも良かったわー
ほんと、スレイヤーズ好きだなーってじんわり思ったよ
令和になってはじめて知る話や長年ずっと観たかったものが観れたって感じもしました
Posted by ブクログ
久しぶりの短編。最近はこれを読んでた人が偉くなって
発言権もったのかな?
月刊誌が休刊したようなので、この先展開されるかどうかわからんけど。
オンライン雑誌になったんだっけか?
Posted by ブクログ
久しぶりの「スレイヤーズ」短編集。
とは言ったものの、「すぺしゃる」や「すぴりっつ」はほとんど触れずにきています。あれだ、後書きという名の設定資料語りが収録されているのだけ手元にあります。「すぴりっと」購読を機に集めてみようかなぁ。
「神を思考停止の言い訳に持ち出すでないわ!それはむしろ神への冒涜と知るがいい」という見た目マッドサイエンティストなDr.アーティーの台詞がいいですね。権威や象徴への反逆というか不信感が散りばめられているのが、神坂一のテイストだと思います。コメディがたっぷりまぶされているので、思想が強めになっていないのもまた良し。
エルフの鍛冶屋ロニアス。さらっとブラスト・ソードの作り手であることが明かされてます。あの剣の設定本当に好き。強すぎて扱いづらいので本気出せないようにしている、という秘密兵器感大好きだし、それゆえにポンコツ扱いされるのも世界観出てて好きです。
アリシアとグレイシアの共演する「王子と王女とドラゴンと」。
グレイシア=ナーガってことは作中で明言されている?されてなかったような気もする。登場シーンとか戦い方とか性格とか、そのまんまなのでこちらが勘違いしている可能性もあるのか?
こういうところが短編に触れずにきてしまった弊害であるよなぁ。そして、改めて読んでみようかな、と思ったきっかけでもあります。
セイルーンの未来は明るいのか?
魚人ヌンサとゼルガディスが共闘して巨大シャコを撃破する「水と陸との間にて」。
魚人というと、カウンターで真っ二つにされた彼しか思い出せなかったので、なんで生きてるの?でしたが、違うヒトでした。まあ、初期も初期の敵なのでそういう記憶違いもしますよね。
当て所のない旅を続けるゼルガディス。今回の旅で得たものが、希望となるか呪いとなるかは、旅路の結末が教えてくれるのでしょう。