あらすじ
大好きな幼馴染に約束をすっぽかされた結果、不幸にも魔物に襲われてしまったレイルは走馬灯で前世の記憶を思い出し――自分が乙女ゲーム「セブンスリアクト」の攻略対象のファルクにトラウマを植え付けて死んだキャラである事を思い出した! 前世の記憶のお陰で後遺症を残しながらもなんとか窮地から生還したレイルは、自分が生き残ったせいでゲームが本来のシナリオと大きく変わってしまう事を危惧する。レイルは自身と国の平和の為にもこれ以上「セブンスリアクト」のシナリオの邪魔をしないようにひっそりと生きようと決意するが、レイルの傷に責任を感じたファルクがレイルに対して過保護になりすぎてて全然シナリオ通りに動いてくれない。セブンスリアクトの舞台の学校に通わないってどういうこと!? 振り回し振り回されながらレイルは無事、「セブンスリアクト」をハッピーエンドに導けるのか――!
【電子特別版】貴志葵先生の書き下ろしショートストーリー「おとぎ話の結末」を電子版だけに特別収録!
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あったかい〜面白いっ!
前世と乙女ゲーム世界への転生。大好きなんですよ〜ここで主人公がどんな立ち位置でくるか?と思ってたら、かなりの体育会系でさっぱり好感度高いセーラさんでした。ダンジョンでの冒険モードも楽しかった。ゲームやりまくりの前世記憶をシッカリと使って、ちゃんと役に立ってるのに、役に立ってる感覚が薄いのもいい。スパダリ幼馴染みとの両片思い的なのも、解釈のズレが面白い。ちゃんと幸せホクホクで終わるのもいいですね。短編で続編来ないかなぁ。引っ越した後や傷がどうなった?後遺症は??など気になります。
最高でした。
ここ最近で一番でした。
ゲームをしないのでわかりづらいところもありましたが、ダンジョン部分が一番楽しく読めました。(もっとダンジョン部分いれてほしかったぐらい)
ありがちな転生したらものですが、悪役でもなくとにかくよい子
サブキャラ?主要キャラ?も楽しくキャラ強めで良い味出してて悪い人が出てこないのに楽しめる絶妙な設定。
はじめて小説書いてみた!の作品とは思えない。
ぜひもっと読みたいので、どしどし書いてもらいたい。
Posted by ブクログ
分厚いけど、テンポ良く進むから思っていたより読みやすい。
焦れったいくらい両片想い。端から見ると、これでつき合っていないの!?と言われているくらい、いつもいちゃいちゃしている。ファルクはあわよくばだけど、レイルにはそのつもりはないみたいw
シナリオ通りに進めようとしているけど、セーラはゴリゴリの力技wで攻めるヒーロー枠だし、本人無自覚だけどレイルはヒロイン枠だよね。
そりゃシナリオ通りには進まないよw
ダリオンは王子なのに口が悪いよなぁ。公式の場では大丈夫なんだろうけど。
しかしファルクはイケメン王子なのに、レイルに関しては面白いくらいに壊れているなw
Posted by ブクログ
よくある転生もの、乙女ゲームに転生するものであったが攻めも受けもかわいらしくて、内容も面白かった。
レイルくんがそこまで取り乱すこともなく、基本的に落ち着いていたので読んでいて読みやすかった。
攻めの溺愛しながらも、受けを拘束しすぎないところも好感が持てた。
他の登場キャラも悪人はほとんどいなく、そこも読んでいて安心感があった。
攻め視点の描写がとてもよかったので、もう少しあっても嬉しかった。でも全体的に面白く500ページ近くあったがすぐに読み切ることができた。
Posted by ブクログ
まずは何より、この文字数をよく最後まで書き切ったなーってとこが、すでに賞賛に値すると思っての星3つ。
内容的には、基本一人称文章が苦手は私でも許容できた程度には不快感なく読めました。テンポが良かったからかなー。
割と一人称ラノベに見られがち?な印象の「会話で言った後にもう一度繰り返してト書き内で一人称が説明する」的なのがなかった。これはあれか、偏見かw
展開とか内容とかは、割とありがちな内容だったんだと思うし、言ったらファンタジー部分もそんなすごい!とかではなかったし、なんなら前世設定とか乙女ゲーム設定とかは中盤くらいから全然関係なかったしw
おそらく作者の好みで、ゲーム好き、、、オタク?なキャラ設定が結構メインで描かれていた感じが、実はそんなに刺さりはしなかったんだけど、まあそういう点も含めて他の小説との差別化としては成功した感じになったのでは?と思いました。
ぜひ他の作品も読んでみたい作家さんでした。