【感想・ネタバレ】その噓を、なかったことにはのレビュー

あらすじ

物語のラストでこれまでの景色が一変する「どんでん返し」。そんな短編を5つ、収録しました。――家に帰宅すると、なんと男が死んでいた……「妻は噓をついている」。人気ロックバンドの新曲MVに出演したことで、日常が嫌な方向に向いていく……「まだ間にあうならば」など、心地よさも心地悪さも味わえるミステリ短編集。著者のヒット作『最後のページをめくるまで』『あなたが選ぶ結末は』も合わせて読みたい一冊です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

① 妻は噓をついている
まさかそうくるとは。
妻の方が1枚上手でしたねー。
どんなオチかと思ったらまさかそうなるとは。
面白かった。

② まだ間に合うならば
こういう物語読んでると、普通に本人に直接理由を言えばいいのに。って思うよね。
変に気遣って、相手がそれに気づかずすれ違って。って多すぎるのよ
ちゃんと全部言え。

③ 三年二組パニック
面白かったw
まさか語り手がそんな信用無いとはw
これはしばらく語り継がれる卒業式になるでしょう。
まさに三年二組パニック。

④ 家族になろう
そうきたかー。
怖いよねー。
禁忌の子でもあったけど、これ系は怖くて好き。
しかし、まさかそういうオチになるとは。。。

⑤ あの日、キャンプ場で
今回の中で一番好きかも。
最後の1行が全てよね。
この読後感の悪さ。好きです!

全編通して、最後に嫌な気持ちにさせてり、どんでん返しがあったりと面白かったです。
話の長さも短めでサクサク読めました。
他の作品も読んでみようかなぁ。

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2025年08月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

水生大海、読むのは二作目。嘘にまつわる短篇。嫌ミスだったら、そうだと知っておきたかった…
01 妻は嘘をついている
02 まだ間に合うならば
03 三年二組パニック
04 家族になろう
05 あの日、キャンプ場で

どの話も嘘が登場する。
01の話を読んだ後、あー、この後どうすんだよ、と思ってしまう。私も凡人で才能が無いので、この主人公の男の方が気持ち的には分かるのだ。そして娘さんも多分だけど母親の有能さを受け継いでいるのではあるまいか。頭下げて尻に敷かれて生きていくのが一番いい暮らしできると思う。
02の話は何となく先が見えた。自分が有名になったから、相手が慕ってくれるから、こういうことをやってもいいだろうという気持ち悪い考えを抱く人はいる。自分と他人の境界が曖昧なんじゃないかと思う。個人的には間に合ったほうに一票。
03 言った、言わないって水掛け論でこじれる話、学生時代ならよくあることだと思う。心美ちゃんはまだ反省して謝ってくれたからマシなほう。彩芽ちゃんのことを大事な友人だと思っていた優唯ちゃんは賢いし、格好いいな。
04 これはキツい。もう義母の恨みの晴らし方が酷い。一番、恨まなくてはならないのは夫だろうに。そして夫は一番倒れてはダメなところで倒れるし、主人公の男を罵倒するんじゃなくて、恥をかいてでも娘と主人公の男の関係を話すべきだったのに。主人公の男は話すだろうか。私なら話さず、手紙を燃やしてしまうと思う。
05 この作品が一番、自分もついてしまいそうな嘘だと思った。置き去りっていうけど、常習犯みたいなことやってたら、そりゃ置き去りにされても文句言えないよな。しかもみんなバイトとかも入っているんだし。お金も持っていて、バスもある、と分かっていて、以前にも勝手に帰ったっていう前科があるなら、私もおいていくと思う。そしてこれも、この後どうなったか、を読者が想像するパターンだが、私は主人公助かった、ほうに賭けたいな。

嫌ミスの中では嫌さは中程度だと思う。芦沢央ほど強烈だとは、私は思わなかった。でもやさしい嘘ではどれもない。ほぼほぼ自分を守る嘘か、人を傷つけるための嘘だ。あ、02だけやさしい嘘が含まれているか。
最近、映画で「祈りの幕が下りる時」やそれにまつわるドラマ「新参者」を見たのもあって嘘、というものを考えることが多かったので、いろいろ思考があっちいったりこっちいったりしてしまった。嘘はできればつかないでいたいよな。

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2026年03月27日

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ネタバレ

水生大海(みずき・ひろみ)さんと読むらしい。はじめての作家さんでした。

物語のラストでこれまでの景色が一変する「どんでん返し」。そんな短編を5つ、収録しました…こう紹介文に書かれていたので興味を持ち、読んでみる。サクッと読める分量でした。

5つともに『嘘』がテーマ。『嘘』により立場が変わり、善人が悪人にもなる。中でも『家族になろう』という話は最後に背筋がゾワゾワする怖さがあった…人間の恨みはやっぱり怖いなあ…主人公の料理人が、家柄の良い女性と結婚するのだが、義理父に罵倒され結婚を反対されたが、義理母は優しく認めて受け入れてくれた…その理由は何故なのかが、最後の最後にわかる…。怖かった…

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2025年08月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「家族になろう」この夫婦は今後子どもも産まれるのにどうするんだろう。無かったことにはできない、実は血縁の男女が知り合って、はよくある。けどこの浮気相手の産んだ子だから可愛くない、最後にその子本人が事実を知り苦しめばいいという壮大な計画を実行した母親はまさに女だったってことなのかな。傍から見たら親の生活を委ねてる事情はあっても、育てるべきでは無かったよね。かなりの恐怖。
私の読解力がないためか読むのに時間がかかった。

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2026年03月21日

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ネタバレ

読みやすく、隙間時間でするっと嘘に対する解答に辿り着ける。
まだ間に合うならばは救いのある嘘で、家族になろうは救いのない嘘。イヤミスと感動系と織り交ぜてあるのかも知れないけど、どっちかに思いっきり振れたものを読んでみたい気もする。

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2025年10月09日

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ネタバレ

【あらすじ】

物語のラストでこれまでの景色が一変する「どんでん返し」。そんな短編を5つ、収録しました。――家に帰宅すると、なんと男が死んでいた……「妻は嘘をついている」。
人気ロックバンドの新曲MVに出演したことで、日常が嫌な方向に向いていく……「まだ間にあうならば」など、心地よさも心地悪さも味わえるミステリ短編集。

【個人的な感想】
「妻は嘘をついている」が個人的には面白かった。
短編でサクサク読めるのもおすすめポイント。
最後の「あの日、キャンプ場で」では、結局結末は?どういう手段で殺したの?がよく分からなかった。

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2025年09月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一番後出し感もあるし、それは現実味がなさすぎると思いつつも、もしかしたら妻が自分の姉であるかもしれないと疑念が湧いた「家族になろう」が一番好き。あまりにも想像できない展開だったからかも。

逆にネットでの嫌がらせに困っていた「まだ間に合うならば」はほぼ想定通りだった。
帯でイメージしていたほどの、どんでん返しはあまり感じられず、肩透かしなのは同作家の別作品と同様。久々にイヤミスを読んだな…という後味の悪さ。
ラストの「あの日、キャンプで」の意味深な強調で真相が分からなくなった。

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2025年05月15日

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