【感想・ネタバレ】エリスの聖杯5 モイライの天秤のレビュー

あらすじ

一連の事件後に王家の威信がゆらぎ、王国内で聖女信仰の過激派が勢力を伸ばす中、コニーはミラー男爵と名乗る政商から、過激派をけん制するため「不誠実な」方法での協力を要請される。怒れるスカーレットが撃退するも、やがて『初代パーシヴァル・グレイルが聖女を殺したのだ』という噂が世間に流れ始め、コニーは周囲から非難を浴びることに! そんな中再び現れたミラー男爵は、事態を鎮静化させるため、コニー自身が聖女になることを提案しはじめ!?
過去と現在が交錯する令嬢サスペンス・ファンタジー、待望の完全書き下ろしで登場!!

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読めば読むほど。

コーネリア・ファリスに端を発する謎解き編は一応終了か?
アクの強い新キャラ登場でますます面白くなって来た訳だが。
今回、主人公の魂の由来を「匂わせ」る開示をした訳だが、察するに「真の再会はコイツらの次代だ~!」となる模様かな。

ソレはそうとしてこの「エリスの聖杯」シリーズの世界観の文明発達度合いが読めば読むほど気になってしょうがない。作中の表現は余りそういう所に触れ無い上手い記述で、察するに19世紀位かな?
とは思うのだが。
まず、魔法、魔力概念が無い。物理主体だが、蒸気機関も電化も普及している様子が無い?
印刷技術は発達していて、新聞、小説も普及している。
火薬式爆薬、拳銃(リボルバー)小銃はある。
移動手段は馬車主体。汽車が走っている様子無し。船旅でベネチアぽい所に観光できるという事は、船は少なくとも帆船では無い?旅先で外輪船で移動しているし。
庶民でも氷を入手できる。ジェラートを作って売る事が出来る。
非常ベルが鳴る仕組みは?
電報、電信の有無は?
アルデバイトと言う国が建国200年ならば、文明開化は普通にあったはず。200年前に懐中時計作る技術ある訳だし。
気になる気になるキニナル木。

#感動する

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2024年11月17日

Posted by ブクログ

常磐くじらによる「エリスの聖杯」の第5巻。2026年にTVアニメが放送されます。アデルバイド建国の伝説に関わる脅迫状が届き、再び子爵令嬢コニーと亡霊スカーレットが事件の解決に挑みます。また、今まで断片的に名前が登場していたコーネリア・ファリスやアマデウスとアナスタシアの活躍も描かれています。現在と過去が交互に登場し、一見、何の関係もないような感じですが、絶妙に絡み合って事件の解決へと進みます。コニーとスカーレットの出会いは必然だったんですね。一旦、これで作品は終わるようですが、また2人の活躍が見てみたい。

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2025年09月11日

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