【感想・ネタバレ】エリスの聖杯1 運命の邂逅のレビュー

常磐くじら（DREノベルス／ドリコム刊） / 夕薙

地味で平凡な子爵令嬢のコニーは、意地悪な令嬢の嫌がらせによる窮地から、突然現れた美女の亡霊によって救われる。亡霊の名はスカーレット・カスティエル。彼女は十年前に処刑された公爵令嬢で、希代の悪女として有名な人物だった!
助けてもらった代償に、スカーレットを処刑台に送り込んだ犯人を捜す羽目になるコニーだが、潜入捜査や偽装婚約、果ては大貴族との対決までもやらかすうち、予想外に巨大な陰謀が見え始め――!?
最高の悪女と貴族社会の闇に挑む、令嬢サスペンス・ファンタジーの決定版、装いも新たに再始動! 新規書き下ろし短編も収録!

[ブクログ · ★★★★★]

悪役令嬢ものではあるけど、本人は幽霊のままで時々憑依するタイプ。そして、意外にサスペンス。アニメ化で再販みたいだから、とりあえず、様子見で１巻だけ買ったんだけど、残り全部注文しました。まだ届かないけど。

[ブクログ · ★★★★☆]

常磐くじらによる「エリスの聖杯」の第1巻。2026年にTVアニメが放送されます。子爵令嬢コニーは、嫌がらせによる窮地から、亡霊スカーレットによって救われる。助けてもらった代償に、彼女を処刑台に送り込んだ犯人を捜す羽目になる。いわゆる悪役令嬢ものだと思っていましたが、がっつりミステリで、なかなか面白いです。コニーとスカーレットの仲がじょじょに近づいていくのも良いです。スカーレットも言っていますが、まさか300ページ以上あって解決への進展がないとは思いませんでした。大長編小説だったんですね。続きも読むぞ。