あらすじ
虎吉は、読本をしょって商う貸本屋で、派手な着物とつづらがトレードマーク。目端が利くので、戯作者・九玲彬(くれあきら)に人気作を書かせるなど、版元の手伝いもしている。そんな二人は、読本に夢中になった大店のお嬢様の恋を助ける羽目に…。ちょっとせつなく、ちょっと不可思議。江戸の季節をめぐるほっこりあたたかい連作短編登場!
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Posted by ブクログ
ライトな時代小説、ちょっとファンタジー、ちょっとミステリー、そんな感じ。タイトルに「猫の恋」とある割には、あまり猫がお話の中心にいないのが残念。
後を引く終わりかただったのでシリーズ化するのかもしれませんが、この本の段階ではまだ方向性が定まりきっていない印象を受けました。