あらすじ
父親の死去、不妊治療の断念。40歳を迎え、人生の新たなステージに立つことをしみじみと実感していた川澄冴だったが、父の葬儀の帰り道、夫の不倫が発覚する。実家に戻り、家業の弁当屋を手伝うも、今度は母が姿をくらませて…!? 降りかかる驚愕の数々に、はたして冴は――!!? TVドラマ化もされた『シジュウカラ』『ヒヤマケンタロウの妊娠』の坂井恵理が贈る、“結婚ってなんだ? 家族ってなんだ!?”の物語。 ※第1~3話を収録
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冴さんの受難
父親が死んで主人公の冴さんも含めて4兄弟が実家に揃いますが、結婚しているのは冴さんだけです。叔父などが例によって結婚や子ども、孫云々と言っています。
冴さん、10年間も不妊治療をしていたのですが、費用等を考慮してやめることにしたら、夫の同僚が親しげに話しかけてきて、どうやら浮気していたようです。
冴さん、とりあえず実家に帰り、食堂をなんとかしようとしますが今度は母親が若い男と駆け落ちしてしまい、戻ってきません。
マッサージしてもらった好青年も既婚者のようですので、前途多難です。
身につまされた
お母様のこと、高校生くらいだと拒絶してしまいそうだけれど許せる年代なんですね。ダンナ、ダメじゃん。奥さんいて、美味しいところだけ外でってひどい。あぁそれよりも、ちょっと残念だなぁ、ねぇチビ。
匿名
朝ごはんを用意することすら人任せが当たり前になってる中年姉弟にはちょっと呆れます。
不妊治療、婚活など現代社会において身近に感じることの多い事柄を取り上げていて興味深いです。
主人公が踏んだり蹴ったり
でも、自業自得の部分もあるな… 自分の意思ですべて決めてやり切ってたら、後悔ないし。不妊治療のことはサラリとしか触れてないけど、それで不幸になってる人、世の中いっぱいいる。やらなきゃいいのに… だって、育てられないような母体だから赤ちゃんこないんだもん…。