あらすじ
「クロは一番上の引き出しだからね」
大学生の黒川澄は、中学時代からずっと片思いをしている進藤一騎に何度も告白しようとするが、それを察した進藤にいつも逃げられてしまう。
告白からはいつも逃げるくせに普段はやたら澄にかまう進藤は、中学時代に澄にこう言った――。
「好きな友達は一番上の引き出し、普通は二番目と三番目。
あ、言っとくけど、クロは一番上の引き出しだからね」
つまり、進藤にとって澄は「恋愛対象ではないお気に入りの女友達」なのだ。
進藤の引き出しの一番上という特等席にいても、澄はずっと進藤を諦めきれずにいた。
せっかく離れようと思って受験した大学にも追いかけてきた新藤。
そのくせ告白しようとすれば逃げ続ける進藤に、我慢ならなくなった澄はとうとう進藤に告白した。
澄がぶち切れるまでの数年間と、ぶち切れてから数カ月の話。
引き出しの一番上から溢れてしまった澄への、進藤の執着が始まる――!?
『引き出しの一番上の彼女【完全版】2』には「進藤一騎 条件は」~「進藤が一騎になるまで そうは言っても進藤は」を収録
感情タグBEST3
めっちゃTLです
1巻のレビューでも書きましたが、めっちゃジャンル間違ってます。
今巻のが(一応)両想い後で進藤が開き直って澄ちゃんに狂ってるので、TL感マシマシです。
某サイトにはなかったお話もいっぱい読めて買って良かった!
個人的にはオサピがすごく良いやつ。
進藤も自分で言ってたけど、澄ちゃんは進藤を諦められさえすれば他の人とでも幸せになれる人だと思います。
進藤、捨てられなくてマジで良かったね。
ヤンデレ
彼がヤンデレで、イケメンですがある意味クズヒーローです。
ヒロインの澄ちゃんがとても素敵な女の子で、彼(進藤)に捕まってしまったのか、捕まえてしまったのか…
ただ1のレビューにも書きましたが、ライトノベルじゃなくてTL小説だと思います。
ヤンデレが大丈夫な人にはオススメですが、某サイトでR15で書いてあるままだとライトノベルだと思いますが、加筆含め(加筆は嬉しい)ヤンデレ増しで執着の描写が増えてるのでTLジャンルにしてほしい…
軽い表現だけどほろりと切ないお話の作者さんなので、ジャンルで選んで低評価になるのは悲しいのでTL小説表記にして…