【感想・ネタバレ】穢れた聖地巡礼についてのレビュー

あらすじ

フリー編集者の小林が出版社に持ち込んだのは、心霊スポット突撃系YouTuberチャンイケこと、池田の『オカルトヤンキーch』のファンブック企画だった。
しかし、書籍化企画を通すには『オカルトヤンキーch』のチャンネル登録者数は心許ない。企画内容で勝負するべく、過去に動画で取り上げた心霊スポットの追加取材を行うことに。
池田と小林はネットなどで集めた情報をもとに、読者が喜びそうな考察をでっちあげていく――。
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(『オカルトヤンキーch』ファンブックより一部抜粋)
『変態小屋の真相判明!』
もともと変態が盗撮した写真のコレクションを保管するための場所ではないかという噂で有名だった当スポットだが、我々の追加取材によりここが実は全く別の目的で使われていたことが判明。
さらに動画内に映っていた一枚の写真が、とある女性の自殺直前に撮られたものであることを突き止めた。この写真に写った女性について、次項で詳しく考察していく――。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

うお〜〜〜〜〜〜
めっちゃ楽しかった…
こういう点と点がどんどん繋がっていく感覚がある作品、脳の報酬系がゴリゴリ満たされてドバドバ
背筋さんの文章読みやすくて頭に入って来やすいから合わせてドバドバ
美術準備室のとこが一番おわ〜ってなった…やべー幽霊怪異の描写がよい〜

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2026年05月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

同著者の近畿地方のある場所についてが面白かったためこちらも手に取り読んだ。
YouTube配信で見た「猫はまだ逃げますか?」というゲームが面白かったのだがシナリオ担当が本書の著者であったので期待値高めで読み進める。

全てに通底するテーマは「六部殺し」
池田が訪れた心霊スポットにまつわる話はいずれも六部殺しを連想させ、それらの土地はかつて六分の巡礼地(聖地)だったのが穢れた場所だったと考察。

主役の3人はそれぞれのテーマ(章)から
・池田=旅の巡礼者=六部
・小林=簒奪者=六部を殺した男
・宝条=共犯者=六部を殺した妻
だと暗示され池田にかかってきた電話が「あなたの番」と告げていることから池田も六部殺しの会談のひとつになるのだろう、というオチ

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2026年08月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

うわぁ…呪いに囚われ、呪いありきの人生なんて辛すぎます。

六分殺しをモチーフにされているとしたら、『愚かな三人』も今後の人生が変わっていきそうですね。
もともと悪い人では無かったこともあり、池田さんも宝条さんもいい感じのスタートラインで終わって欲しかったのですが無理そう…。
そして小林さんはちょっと腹黒すぎます。

池田さんの問題だけでなく、数え切れないほどの人達の呪いの連鎖が続いているから、宝条父にも祓えなかったんでしょうか。
「誰かを恨んだりしてはいけない」…時すでになんとやら…!

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2026年06月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・近畿地方よりも読みやすかった
・構造としては近畿地方と似ていて、本筋の話があって関連する短編の怖い話がいくつも出てくるという流れ
・背筋さんのホラーは怖すぎないちょうどいいホラーなのが嬉しい
・ホラー表現で1番好きだったのが6月6日に勝手に予定が入っていて、それが毎年の繰り返しの設定になってたとこ
・繰り返し機能をホラー表現に応用できるんだっていう
・YouTubeの画像内の女性が徐々に近づいてくるシーンも怖い
・ただオチがいまいち微妙だった
・幽霊は確証バイアスとか磁場とか理屈で説明できるみたいなのも現実味なくて苦しい説明だなと思ってしまった

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2026年05月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

背筋さんの長編最新作。

はじめ裏表紙の絵がこわすぎて慣れるまで見ないようにしてた。笑

前作と打って変わって、会話ベースに物語が進んでいくのでめちゃくちゃ読みやすい!
時々挟まれる色んな回想が後に物語の本筋と絶妙にリンクしていく感じが面白かった!

考察まとめ読むまではわからなかったこともあったけど、後味も悪すぎずスッキリ読める感じ。

でも、じわじわこわい。
霊も出てくるけどしっかりヒトコワ要素もある。
1歩踏み外せば自分が陥りかねない日常の些細なズレが呪いに繋がってしまうこわさが描かれている。

前作よりもこちらの方がわかりやすくて好きかも。

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2026年05月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

オカルト系YouTuber・チャンイケ、フリーの編集者・小林、実家が神社で霊感を持つライター・宝条の3人による、「チャンイケファンブックを作る」というメインストーリーと、そのネタ探しの中で出てくる「変態小屋」「天国病院」「輪廻ラブホテル」といった心霊スポットを舞台にしたホラー記事が点在する形式は、同氏のヒット作「近畿地方のある場所について」と類似のパターン。
実は三者とも、それぞれの思惑を持ってファンブック制作に携わっており、ヒトコワ系の話でもあるのだが、個人的には「近畿地方の~」の方がまとまりがあって読みやすく、面白かった。こちらは話が点在しすぎていて、「ん?」と振り返らなければわけがわからなくなる部分が何度かあった(私の読書力がないだけかもしれないが)。
こちらも映画製作進行中との話もあるが、比較的ライトで読みやすく、それでいて気持ち悪さの残る作風が、現代には合っているのかもしれない。

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2026年07月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

オカルト雑誌の編集者とホラー系人気YouTuberの企画会議を中心に、心霊スポットや彼ら自身にまつわる心霊体験が綴られる劇中劇風ホラー小説。
幽霊なんてあり得ない、ヤラセ・でっち上げ上等!のスタンスで練られていく企画に少しずつ怪異が入り込んでいく構成は、わかりやすくてどんどん先を読みたくなる。思わせぶりな伏線を張りつつ無難にまとまる結末は少し拍子抜けだが、この本自体が「目一杯ヤラセを詰め込んでそれっぽくでっち上げられたホラー」であり、劇中劇の体現のようで空恐ろしい。

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2026年05月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「近畿地方」ほど怖くはなかったけど、二つの小説が同じ世界で起きてるのが面白かったです。謎の残し具合がいいとも思いますが、「近畿地方」ほど印象に強く残らないですね。
やはり背筋さんのホラーは最高です。

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2026年05月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

結局怖いのは人間なのか、、、そんな気持ちにさせられた。

最初はただの心霊探訪かと思っていたが、だんだんと3人の主人公の背景が分かってくると、ヒトコワに近づいてきていた。

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2026年03月26日

ネタバレ 購入済み

近畿地方と同じ感じ

近畿地方と同じように怖いし同じように起承転結は無い。ただ怖いのでトイレには行けなくなる。口に関するアンケートの方がやっぱ怖かった。

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2025年05月03日

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