あらすじ
「想い出をこの分厚い小説に乗せて」
高校3年生の結城七海は、人を寄せつけないオーラを放つ美人なクラスメイト・八田守叶が一人黙々と書き続けているノートを偶然拾い、その中身が小説であると知る。
内容に衝撃を受けた七海は感想を早く伝えたいと八田守の家を訪ねるが、そこには普段のイメージとはかけ離れた男に抱かれる姿が…。
不特定多数の男と関係を持つのは、他人と関わりを持たない自分が感情の機微を書くためだと言う八田守の危うさを心配しつつも、彼の小説に、そして彼自身に惹かれていき――。
《収録内容》
◆『タイトル未定のプロローグ』1~5話
◆描き下ろし8P
◆電子限定描き下ろし漫画
感情タグBEST3
美しい
驚きの秘密バレから近づいていく距離感がたまらない。言葉選びが美しく、小説も合わせて読んだ気分。途中えっとびくっりするけど、終わり方も美しくて本当に最高の作品でした。読み終わってからタイトル見るとぐっとくる。
最初こそ、おっ!!?!?ってなりましたが、あれを見ても引かない七海はまじでイケメンだと思ったし、叶くんは可愛すぎるし、途中まじで心が苦しくなったけどハピエンで良かった~!いやー、ごちそうさまでした。
Posted by ブクログ
【好きにならないなんて、言うんじゃなかった!(叶)】
エロス度★★★
おやおや。他人を寄せ付けない美人なクラスメイトが小説を書いていたり、男に抱かれていたとは驚きですね。
七海と叶が紡ぐ祝福の恋物語・・・・・・開幕。
タイプが正反対のふたりが友達関係からスタートし、距離が縮まるなかでお互いに意識し欲望が芽生えていくのがたまらなかった。
七海と叶がお互いに触れ合いたい欲を抱えながら友達の関係を続けるもどかしさ・今の関係が壊れそうで壊れない不安定さがツボで、小説か大好きな人か・・・・・・青い果実にとって人生を左右する選択の果て、ふたりが到達した幸福が尊いです。
よかったー
なんか思ってたのと違ったけど、よかったよー。意外とあっさりくっつくから、そのままほのぼのとハッピーなストーリーかと思ったけど、そうでもなかった。でも別に重い話ってわけではなく、さわやかなかんじだった。
最後まで
どっちだろうとドキドキしながら読んでましたね。七海くんめちゃくちゃ良い奴でした!オマケ漫画の実際と今の温度差めちゃくちゃツボでした!中身も切ないし悲しいし、どうなる?どっち?とかハラハラしてました!本当にめちゃくちゃステキな作品でした!
綺麗
青春小説のような、透き通ってキラキラした話だと思いました。夏休みを一緒に過ごすところが好きでした。オチも美しいなと思いました。
匿名
出会いというか、衝撃的な始まりでしたが笑。人は見かけによらないんですね。そこからの後半、忘れられない人を一途に追い続けるエンディングはこれまたギャップがありました。
匿名
あ
ストーリーというかナレーション?がずっと小説チックというかドラマチックというか…。切ないところもありますが始まりの衝撃を考えたら概ね順調にハッピーエンドでよかったです。