あらすじ
【電子限定特典として、 描き下ろし漫画(1P)が付きます】
祖母から引き継いだカフェを営む海原千波。メニューは祖母直伝のココアのみ。
複雑な過程環境も影響して、人づきあいは広く浅く、そして弱みは見せないようにしていた。
そんな千波のもとに挙動不審な金髪の青年・早川渚が訪れる。
千波に話があるが、まだ話せないという謎の主張をする渚に興味を持つ。
そして交流を深めるうち、千波が抱えるわだかまりに寄り添おうとしてくれる渚に惹かれていく。
お互いゲイということもあり一気に関係を深めるが、千波にとって許しがたい秘密を渚は抱えていて――!?
※本作品は配信中の『どちら様が愛を告ぐ』act.1~5を加筆修正し収録したものです。
ご購入の際は予めご了承ください。
感情タグBEST3
作者買い。そして流石の先生!どんな先生の話もカップルだけがメインじゃなくて、二人をまつわる人間関係を中心に大切に描かれてる。これの秘密も特に良い衝撃を受けた。もっと人に知られるべき。
これはとても深い話
ミステリーの様な展開で、終盤までなんだ?なんだ?と思いながら読んだ。一読ではもしかしてら少し難しいかもしれない。表面的には理解できても、深い部分は何度も読み返しながら理解するのかも。
ココアしか出さないカフェの店長、ゲイの攻め。ココアは飲めないのに店に入ってきた金髪のクローゼットゲイの受け。ネタバレはしない方がいいと思うので、これくらい。
性的指向とか、性自認とか、色んなマイノリティーを抱える当人と、その家族や周りと。
咄嗟の言葉や反応で深く深く傷つけてしまうこともあって、誰が悪い訳でもないけど縺れ絡まってしまうこともある。
時間はかかったけど、千波が救われてよかった。
次は続編があったら渚の家族との関わりについてあったら嬉しいな。
千波のお友達も街の常連さんも素敵な人たちでした。
Posted by ブクログ
【手離す気ねーから側にいてよ(千波)】
エロス度★
おやおや、先生の描く心を救済する愛は本当に目頭が熱くなりますね。
祖母から引き継いだカフェを営む千波と秘密を抱えた渚が紡ぐ恋物語で、2人の表情・感情の揺れ・心情描写がステキでとても刺さりました。
お互いにゲイということもあって距離を縮めていったり、2人の間に漂うむず痒い空気がたまらなく、千波にとって渚の存在・彼と過ごす時間がかけがえのない支えとなっていくのが尊いです。
渚の抱えた秘密が千波との関係にどんな影響を与えるのかドキドキしたり、2人の純愛・救済に胸がいっぱいになりました。
やさしいお話
すごくよかったです
終始優しくて、とても深いお話なのに暗くなりすぎずやさしい気持ちで最後まで読めました
この2人の周りにはやさしくてあたたかい時間がずっと流れればいいな、と思いました
2人の未来の話も読みたいです!!!!
いい話
ではあったけど、まとまり過ぎていて没入しきれず。そして、とても良いストーリーなのだけど、2人が惹かれ合う心理描写がないのでキッカケやタイミングがよく分からず「何故お互いを好きになったんだろう感」が多少残るという個人的感想。陰口をフォローしてくれたとかいろいろあるんだろうけど。
マイノリティってなんだろうな。自分らしく生きれない世の中ならいらないなって思ってしまった。仁嶋先生の作品って考えさせられるものばかりで、ぜひそのいろんなストーリーが思いつく天才的な頭の中を見てみたい。今回はマイノリティやLGBTQの話で、周りからの理解が得られにくいことに対して描かれてる作品で、いつも焦点が当たってるのって男性だったけど(BLを見てるからだと思うけど。)女性で母親でっていう新しい視点で見て、性別年齢関係なく悩んでる方は沢山いるよな、って改めて考えさせられる作品でした。ほんっっと久々に号泣したわ。
感動しかない
作者様の作品はほとんど拝読してますが どの作品も凝っていて共感できて感動するという流れが私にはあります。
今回の作品もまさにそれで綺麗な絵も内容に入り込めますね!
二人の先を少しでいいから覗いてみたいです‥幸せに仲良く暮らしているのは間違いないですよね。
匿名
考えさせられる
どんなことを抱えていて、どんなことを渚は伝えようとしてるんだろうと思いながらお話を読んでいました。頑張って渚が伝えたことによって、少し拗れてはしまうけどスッキリした部分も2人はあったかなと思う!
LGBTについて考えさせられる内容でもありました。もう少し、LGBTの方が生きやすい世の中になればいいなと思いました。
匿名
奥が深い💕
初めは?ん・・どんな流れ?
ワクワクしながら読みました💕
読み進むにつれて内容が濃く、深みにハマる感じでした💕仲間達にも恵まれ、内容が良かったです💕
絵も綺麗で💕一気に見てしまいました💕
これからは作者狙いでいきたいと思いました🙇♀️
匿名
これは神作…何を話せないでいるんだろう…って思いながらこれかな?あれかな?って思ってたのが思いっきり覆されたー!BLだけど、それだけじゃない、親子愛とかマイノリティの生きづらさとか、色んなものが組み込まれてる、深い深いお話でした🥹
この作者様の作品が好きで、新作が出た!と読みたかったんですが単話売りだったので単行本になるのを待ち…ようやく読めました…!!いやぁ…よかったー…ほんとによかった…エロは少ないです、が!!とても丁寧にお話が作られていてグググッと世界に引き込まれました。心があったかくもなり、ギュッと締め付けられたりもし…読み終わった後『はぁー…いい作品だった…』ととても満たされました。これは読んで損はない!!読んでよかったと思える作品です。
Posted by ブクログ
人を大事にする気持ちと、自分を大事にすることの両立って難しい。渚くんが千波くんに伝えたことで、負の連鎖を断ったんじゃないかなと思う。お母さんが家族を捨てたとこに変わりないけど、そのことで千波くんがずっと持っていた負の感情を手放せたんじゃないかな。
二人で夜食のラーメンを作ってるシーン。ささやかな幸せというか、この二人が一緒にいられるようになって良かったなとホロリときた。
手首を掴んだり、お互い頭をなでなでするの良かった。
匿名
あ
思っていた何倍もせつなくて重かった…。秘密ってなんだろうってずーっと不安に思いながら読んでいたのでみんながハッピーエンドでよかったです。切ない後味が残る作品でした。