【感想・ネタバレ】完本 神坐す山の物語のレビュー

あらすじ

奥多摩の、太古から神を祀ってきた霊山・御嶽山の上にある村。そこにある神官屋敷は浅田氏の実家である。彼が少年だったころ、美しい伯母から聞かされた怪談めいた夜語り。それは怖いけれど、美しくも哀しく、どれも引き込まれるものばかりだった。これら神主の家に伝わる話を元に脚色して書かれた短編を編み直し、単行本未収録作品「神上りましし諸人の話」(あとがきにかえて)と、書き下ろし作品「山揺らぐ」を加え、完本とした永久保存の決定版!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

連作短編集
神坐す山,御嶽山の武蔵御嶽神社を実家に持つ浅田氏.子供の頃,親戚の子供らが集まっているところに伯母の昔語り.その語り口そのままに少し怖い話が伝えられていく.峻厳な山の香が漂う中での思い出の中に見え隠れする一族の歴史が興味深い.

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2024年11月08日

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