あらすじ
イスラエルとパレスチナはなぜ戦争が始まったのか?ロシアはなぜウクライナ侵攻したのか?北朝鮮がミサイルを日本海に撃つ意味は何があるのか?日本の米軍基地、アメリカにとってのメリットとは?半導体に助成金を出す意味など、ニュースで日々報道される国際情勢や日本の米軍基地、北方領土問題など、他国が関わる問題には地政学的な問題が関わっています。「地政学」を知ることは、戦争の歴史を知ることにつながります。第一次、第二次世界大戦のほか、世界で起きた様々な戦争・紛争、支配の歴史、地政学的リスクなど各国が取った戦略を体系的に学べる一冊です。ニュースの内容がより深く理解できるようになる最新の大人の教養書。
■本書の目次■
第1章 地政学の基礎
第2章 パックス・ブリタニカの地政学
第3章 パックス・アメリカーナの地政学
第4章 パックス・シニカ(中国)とパックス・ソベティカ(ロシア)の地政学
第5章 世界の紛争と経済戦争の地政学
第6章 パックス・アシアーナの地政学と日本
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
地政学って何だろう?という好奇心から手に取った。
なるほど『戦争』と密接に関わる学問なのか。
正直内容を理解できたとは言い難い。
だけど、基礎概念を知るだけでもニュースの見方が変わりそう。
日本が衝突の危険を軽減する《バッファゾーン》になっていると分かれば、世界から見た日本の立ち位置も少し見えてくる。
他にも核兵器は攻撃のためではなく防衛のため、抑止力として使用されている事すら知らなかったんだよね。
こういう各国の思惑を知ると「戦争をなくすのって難題だな」と思わずにはいられない。
Posted by ブクログ
著者の思いとはかけ離れて、世の中紛争ばかりなのが特に目立っているように思えました。
いつの世も覇権争い。
最後の最後のあたりに、今までに見かけたことのなかった新フェーズの火種も見えて…
それを知れたことは、価値ある読書だった。
未来は暗い…