あらすじ
微生物研究者の坂口信は、恩師が遺したウイルスを大学の保管庫で発見する。
それはインフルエンザの感染力と狂犬病の致死率を持つ脅威の殺人ウイルスだった。
ワクチンはなし、感染すれば凶暴化した後に自らをも喰らって死ぬ。
即刻処分を決めるも一部が何者かに奪われ、全国民が人質の地獄のゲームが開始されてしまう……。
テロリストの目的は何なのか? 坂口は毒舌女刑事・海谷と共に犯人の行方を追う! 驚愕のシリーズ第1弾。
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Posted by ブクログ
定年を過ぎた男性が主人公とは珍しい。
大学の研究所に残されてたウイルスを発見して、それが盗まれてしまうというお話。お話の題材的には、珍しくもなんともないですが、何時そのウイルスが世に出てしまうのか、何度もその危機が訪れて、その度に、緊張して読みました。
心理描写から、坂口先生の焦りとか不安がダイレクトに伝わってきて、読んでるこちらも、一緒にハラハラして、おかげで最後の安堵感は半端なかったです。
そして、やっぱり登場人物がいいですよね~。ケロベロスも子供もどっちも安定の3人組でした。お米はいつになったら上手に炊けるようになるのでしょう。最後まで、洗剤を使わないということに気付かせてもらえないのが、なんとも気の毒でした(笑)。
Posted by ブクログ
2024/11/30
あれ?これ読んだな?と思ったら加筆修正版でした。
しっかりは覚えてないけどいい感じに終わった記憶がある。とは覚えていたので安心して楽しめた。
このケルベロスはいいケルベロス。
老人3人組好きよな。
そしていい感じに書くよな。