あらすじ
ある日突然、前世の記憶を思い出し、この世界が恋愛小説「星降る夜の恋人たち」で、自分はその中の「悪女」だと気づいた王妃・アシェリー。彼女は、前世の推しである国王・ラルフの弱みを握り、苦しめてきたことを反省。彼を解放しようと離縁状を託して、城から出ることに。
ところが、生まれ変わったアシェリーに、ラルフは次第に心惹かれていく。
そんなラルフの心変わりのせいか、小説の正ヒロインである聖女・アメリアがラルフを誘惑するも上手くいかないようで……?
正ヒロインよりも溺愛される!? 逆転ラブ・ファンタジー!
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王道ストーリー
作者様が「溺愛、ザマァ、ハッピーエンドが好物です」とおっしゃる通り、溺愛とザマァとハッピーエンドが描かれていました。
ストーリー自体は王道ストーリーでした。夫であるヒーローに嫌われていたヒロインですが前世の記憶を取り戻し改心。その後縛り付けるのも悪いと思い離縁状を渡し、街中で働きながら過ごします。変わったヒロインに戸惑いながらも惹かれやがて溺愛へ。本来ならヒーローと結ばれるはずの聖女も前世の記憶があるせいで傲慢になり自滅します。
本当に王道ストーリーとして楽しめました。
因果応報
聖女、アホでしたね。
物語のヒロインは基本「可愛くて性格が良いから」愛されるのであって。
原作補正が効かないほど横暴だった上に、本当は悪女のはずのアシェリーが良い人になってしまったからね。
正に自爆。
アシェリーもとんでもない女だった訳ですが、良くぞ周りの信頼を得て、愛される女性になれました。
まぁ、行動は「常識ならそうするでしょ」という程度だと思うけど、以前の彼女と聖女が酷すぎたので比較にならないほど「良い人」になったと思われたのでしょうね。
王弟。
すっ惚けてましたね。
うっかり謀反で死ぬところでしたよ?
まあまあ綺麗に終わってますが、続編も出た様ですね。
読んでみたいかな。