あらすじ
【電子書籍限定書き下ろしSS】付き!
第11回ネット小説大賞受賞の話題作!
「麦畑【ここ】にある金脈【ビジネスチャンス】が見えなくて?」
農民を味方につけて金儲けまっしぐら!? やり手少女の荒稼ぎファンタジー第二弾!
コミカライズ企画進行中!
書き下ろし番外編巻末収録!
書き下ろしSS「妖精たちの酒宴」
【あらすじ】
領主代官のサポートとして新しい事業を目論むサラにとある報せが届く。なんと、領地【グランチェスター】の畑に人体に有害な麦角菌が広がっているらしい。このままじゃ、稼ぐどころか民の健康も危うい。急いで現場に向かうと、この土地の麦栽培は終わりだと農民たちが絶望していた。
でも、この大きな土地の可能性を探らないなんて馬鹿らしい。子どもだと舐めてきた文官を秒で黙らせ、薬師たちに売れる作物を調べさせる。さらに植物妖精のポチに出してもらったジャガイモや亜麻などの栽培を農家の大人たちに提案し――?
「麦畑【ここ】にある金脈【ビジネスチャンス】が見えなくて?」
農民を味方につけて金儲けまっしぐら!? やり手少女の荒稼ぎファンタジー第二弾!
著者について
●西崎ありす
犬派と猫派のどちらですか? と聞かれることがよくあります。
どちらも可愛いですが、強いて言えば猫派です。
●フルーツパンチ
ゲームとアニメとお絵かきと鳥が好きです。
感情タグBEST3
ふふふ、
酒蔵に酒の肴を置いておく話、ほっこりしました。
さぁ、サラさんの元家の面子は、マトモな態度が
取れるのか?はたまた人生に終止符を打つのか?
匿名
まだ商人デビューしてないけど
この巻で商人デビューかと思いきや、クーデター発生。
猟師の反乱とみられたが、それだけではないようで…
おかしいと気になるようなところもなく、読み応えがあった。
匿名
打算的なエリザベス伯母さん
その思考、ものっ凄っく、納得できました笑。そして母性とか庇護(被差別)性として、女性の生存戦略から導き出した廃嫡や修道院行きを自ら言い出した辺り、頭に藁が詰まっているのでもないし花畑が広がっているわけでもなく、物語に更なる深みを与えてくれたように存じます。
次巻も愉しみです。
1巻に負けない!
1巻は面白くても、続編にがっかりする時もありますが、これは1巻に負けていません。裏事情が少しずつわかってきます。おじいさまとの関係が良くなって、ほっとしています。
楽しく読めますよ。よろしければ、1巻から読んでみてください。
ライ麦畑の処理から他国の陰謀確認までサラが優秀すぎる。
ドラゴンなみの力を手に入れ人間卒業したり、妖精の力で大人になってしまったり、新しい妖精の力で情報網をGetしたりと
サラの能力もますます上がり今後の活躍が楽しみ。
エリザベス(叔母)もなかなかの曲者みたいで会うシーンが来るのが楽しみ。
ロバート(叔父)はヘタレすぎる。
Posted by ブクログ
実に面白い。よく練られて物語が展開されている。いけすかないサラの伯父夫婦の意外とまともな面を見せたうえで、さらに妻の方の貴族としてのしたたかさをちろっと描いている。主人公サラの能力はあまりに高いし、非常に聡明なのだが、それが嫌味にならずに周りに溶け込み慕われているのには、ほっとするかな。都合のいいところもあるのだけれども、まあこれでいいよね。まだまだタイトルの商人令嬢という面は見せていない。次巻に期待かな。
かったるい
個人的な好みの問題だけれども、転生者が自分が転生者だと周囲の人間にカミングアウトする系の物語があまり好きじゃない。
この物語も、割と早々にネタバラシをしてしまうのだけれども、する必要あるかって思うし理由がこじ付けでネタ的にもあまり意味を感じない。
全体的に理屈っぽくて、けどまぁほのぼのと少しずつ知識チートで進行するのだけれど、遅い。
屁理屈が多く中々進行しないので飽きてしまう。
巻が進むにつれて、その傾向が強くなる。
ゆっくりじっくりが好きな方なら良いと思うが、個人的にはもっとさっさと進行して欲しいと思った。