あらすじ
紀元158年、ローマ帝国はアントニヌス・ピウス帝の統治下20年目、ローマの浴場設計技師ルシウスは還暦を控えて腰痛持ち、妻さつきは謎の失踪、息子マリウスとは親子不和、さらに彼を悩ませるのはローマの風呂の仕事であったが…。解決のカギは日本の温泉にあった…!?
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やっぱり大好きルシウス
久しぶりの続刊で思わず購入。やっぱりルシウスは面白い、そして温泉に入りたくなる。蒸し風呂を公開処刑と勘違いするところ、爆笑した。
Posted by ブクログ
第一話 後生掛温泉
テルマエロマエ一巻のように、一話ごとにタイムスリップが完結するようになっているので面白い。ルシウスは歳をとり、子供も成長し、皇帝はアウグストス・ピウスになった。
表紙はなんなのかと思ったら箱風呂に入ったルシウスが快感に浸っている時の表情だった。後生掛温泉、ぜひ行ってみたくなる描写だった。
第二話 新菊島温泉ホテル
これが私?は笑った。この漫画シリーズで初めて面白いと思ったかも。
残念ながら現存していない温泉らしいが、続テルマエロマエでは温泉データも詳細に描かれているのでガイドブックとしても良い。
ぬめぬめのお湯と天狗がフィーチャーされた回。
第3話 伊せや、蓬莱館
オイシーナイアル、忘れかけていたこんな中国訛りの日本語遊び。
バイアエで、最初は気持ち悪がっていた湯の花をどうやって民衆を説得したのかが腑に落ちなかったが、逆にそれは良い泉質の証だと学んだルシウス。
第4話 福田屋
川端康成登場、伊豆の踊り子とルシウスとサツキが重ね合わされる。
今回は小説のアイデアによって、窮地に立たされていた温泉宿を救う。
第5話
ロバの乳の湯に入るとこだわえるローマ皇后に、それだけではない、とぬめぬめの美肌の湯を勧めて解決。