あらすじ
辺境領主エルランドと14歳で結婚させられた王家の末姫リザ。
しかし式の翌日「必ず迎えに来る」と言い残し、夫は領地に去ってしまう。
迎えのないまま5年。
再び命じられた政略結婚から少年の姿で逃亡したリザを救ったのは、5年ぶりに会うエルランドだった。
彼の目的が自分との離縁だと聞いたリザは、正体を明かさず夫からも逃げ出そうとして――。
「全ては言いなりにはならない」
政略に翻弄される、すれ違い夫婦の出した答えとは?
【電子特典付き】
辺境へ向かう旅路の最中、ふとした会話から
リザの誕生日が7日前だったことを知ったエルランドは――?
書き下ろしショートストーリー『花冠を君に』を収録!
感情タグBEST3
これは物語の始まり
リザとエルランドの物語、それはまだ始まったばかり。これは序章(波乱の幕開け)ですね。これから二人がどの様に東の地を治めていくのか。国全体がどうなるのか。とても興味深い幕開けだと思います。
先も気になるけども、この一冊だけでも心に残る物語です。
大当たり!!
扉絵と帯のキャッチコピーに惹かれて、紙書籍を衝動買い。
似たような設定や展開は数あれど、作家さんの力量でしょうか。
これは面白い、一気読みでした!
是非、是非、続編を出してください!!
それも、一分一秒でも早く!!w
続きが読みたくて仕方ないです。
まだ2人の物語は始まったばかり。
大人の事情でこれで終わらせたら、天罰ものですよ⁈
リザとニーケの不器用な旅路、山あり谷ありで事件事故だったけど、取り返しのつくところでなんとかなってホント良かったです
押し付け結婚から、エルランドからの手紙や贈り物、お金まで握りつぶし横領した兄と兄周辺の奴らにもっと天罰がくだりますように
ここから、リザとエルランドが協力して領地を納めるお話楽しみです
Posted by ブクログ
よくあそこで逃亡したリザと(リザとは知らないものの)合流できたなエルランド。
これまた本人が意図した訳ではないけれども、5年も放置していたのに、恐るべき嗅覚よ。
無自覚ながら嫁は逃がさんという執念を感じたというか。
ここでご都合主義だの予定調和だの言ってはいけない。
諦めることに慣れてしまったリザの境遇の哀れさに胸が痛くなった話。
読者側はエルランドの一目惚れやらリザへの気持ちやらは見えているけれども、リザにしてみれば彼の本心は終盤まで分からないので、そりゃ諦めもするし、今更だと思うだろう。
それまでに彼の言動に打ちのめされる機会もあったし……おいたわしや、リザ。
そして他人を思いやれるんだけど、自分の行動で裏目に出ることもあって、それを悔やむことも多いので……ますますおいたわしや、リザ。
カラスだと詰られて生きてきた弊害で自己肯定感が低いので。
まずはそこの改善からになりそう。
web版だとまだまだ続くお話の模様。
確かに今回の主役2人はやっとスタートラインに立てたところで終わった感じ。
ここから本当の恋人、夫婦になっていくのだろう。
できれば、その歩みも見てみたいなと思った。
でないと、リザのおいたわしさが解消できない……幸せになってくれと切実に思う。
今後が気になる。
ヒロインリザが夫になった辺境騎士との出会い、自分も言いなりにならないと生きていく姿が素敵でした。夫と再会しても、相変わらず無垢で、でも人の痛みのわかるリズの今後が楽しみです。良いところで終わってしまったので、夫婦として一緒に暮らし始めるこれからを作品にしてください。挿し絵もイメージ通りでした。
匿名
良いです
主人公たちの心情が丁寧に描かれていてよかったです。他の方も書かれていましたが、二人の物語は始まったばかりで、完全なハッピーエンドではないです。読みたいかと言われれば…、個人的にはここまでで十分ですが。
しかし、最近のライトノベルのタイトルはなんでこんなに長いんですかね。もうちょっとセンスのいいタイトルだったら、紙で買うのに。
まだこれから
無料版の漫画を読んで、続きを一気に読みたかったので原作を購入しましたが。。まだ続きそうですね。
二人のイメージは小説挿絵よりも漫画版の方が合っているように感じました。挿絵は辺境騎士がちょっと綺麗すぎですね。