あらすじ
警視庁文書解読班の矢代朋彦は、休日を使い、七年半前の事件を個人的に調べていた。それは、矢代の幼馴染みの水原弘子が階段から落ちて死亡した事件だった。手掛かりは、犯人らしき男が所持していたとされる古い型のカメラのみ。矢代は、それと同じ型のカメラがフリーマーケットで出品されているのを知り、なんとかカメラを入手した。だが、そのカメラのフィルムには、殺人予告ともとれる、恐るべきメッセージが写っていた──。
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Posted by ブクログ
警視庁文書捜査官シリーズはテレビドラマにもなったから人間関係を脳内に浮かばせられるので読みやすい(9巻目)
ついに長きに渡る矢代の伏線回収・・・7年前の友人?の事件の数少ない手がかりがカメラだったんですね
矢代の友達である水原弘子転落死した時に目撃されたカメラがフリマで売られていた・・・流石に犯人ではなかった、埋もれた過去の事件を浮上させる糸口になったのが残されたフィルム!矢代のデカ根性に火がともる
壮大なプロローグに事件が絡んでくる、それも当たり前で過去の事件における巻き添えが・・・相変わらず文書解読班主任の鳴海理沙のひらめきは最終場面だけ、これで組織として存続させているのは税金の無駄遣いだと思うので解体して矢代を捜査一課に移動させてあげて欲しい