あらすじ
「ジャポニカ学習帳」の表紙を飾る多彩な昆虫や植物を撮影してきたカメラマン、山口進。撮影の旅の先々での多彩なエピソードと人々との出会い、現地の個性的な食文化を紹介していくショートエッセイ20編。「集英社クオータリー kotoba」での人気連載を新書化。連載時に使用できなかったものも含め、100点以上の写真を掲載。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ジャポニカ学習帳の表紙の昆虫や植物の写真を撮り続けた写真家による、各地の食のエッセイ。
昆虫から植物、そこから土地の成り立ちなどに興味を広げてきた著者ならではの着眼点で光る。単に「珍しいね」で終わらずに「なぜここでこれが食されるのか」を問う姿勢が面白い。
現地の人とフラットに接し、出されたものを必ず食べる人柄は見習いたい。
Posted by ブクログ
ジャポニカ学習帳の表紙の昆虫写真で知られる筆者。昆虫の種類のおおい熱帯地方を中心に取材旅行で出会った多くの食材。
主に炭水化物とタンパク質を秘境出どのように手にしているか。
目ただないが筆者の各地域での人々のコミュニケーション能力は相当なものだろう。
写真がカラーであればなお良かった。
Posted by ブクログ
小学校のときに使ったあのノートの昆虫などの写真を撮ったカメラマン
その人が世界各地で食べたものについてのエッセイ
そうか、米や小麦が広まるということは、世界中の主食文化が侵略されていくということなのか