あらすじ
戴冠式を終えロニーノ王国の王妃となったジョジュは、エミリオンに旅行に誘われる。
初めての遠出で距離が縮まり、美しい湖畔で甘い時間を過ごした二人。
だが国境付近で祖国ドルマンの貧しい民を見かけ、ジョジュは心を痛める。
エミリオンを支えロニーノを豊かにしたいと改めて決意したジョジュは、城に戻り貧しい地区への学校の設立に着手する。
しかし妨害が発生。
犯罪の隠れ蓑であった地区への手出しを嫌う勢力によるものだ。
しかも彼らと結託し、計画の中止と王家の失脚をもくろむ内通者が城内にいるようで――。
○ジョジュ
ドルマン王国第一王女。
将来女王となるべく学んできた。
王位継承権を奪われ絶望していたが、エミリオンと過ごすうちに気力を取り戻していく。
○エミリオン
前国王夫妻が事故死したため、若くしてロニーノの国王となった。
大国と渡り合う力をつけるために改革を推し進めており、「冷酷無慈悲」と恐れられている。
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おもしろい
初めて読む作家さんでしたが、とってもおもしろかったです。
敵国同士の結婚、そこから絆を作り出していくヒロインと、ヒロインに恋に落ちていく冷静で有能な男性が大好物なので、全部網羅されていて超満足です。
オルテル公爵、何かありそうと思ったけどこんな展開!?とびっくり。
でもバルジャンじゃなくてよかった…。
2人がどんな国をつくっていくのか今後も楽しみです!
続きを明日にでも読みたい気分です。