あらすじ
戴冠式を終えロニーノ王国の王妃となったジョジュは、エミリオンに旅行に誘われる。
初めての遠出で距離が縮まり、美しい湖畔で甘い時間を過ごした二人。
だが国境付近で祖国ドルマンの貧しい民を見かけ、ジョジュは心を痛める。
エミリオンを支えロニーノを豊かにしたいと改めて決意したジョジュは、城に戻り貧しい地区への学校の設立に着手する。
しかし妨害が発生。
犯罪の隠れ蓑であった地区への手出しを嫌う勢力によるものだ。
しかも彼らと結託し、計画の中止と王家の失脚をもくろむ内通者が城内にいるようで――。
○ジョジュ
ドルマン王国第一王女。
将来女王となるべく学んできた。
王位継承権を奪われ絶望していたが、エミリオンと過ごすうちに気力を取り戻していく。
○エミリオン
前国王夫妻が事故死したため、若くしてロニーノの国王となった。
大国と渡り合う力をつけるために改革を推し進めており、「冷酷無慈悲」と恐れられている。
感情タグBEST3
匿名
いい意味でタイトル通り
ジョルジュが賢くて、真っすぐで、努力する人て良い! ただ、それ故に味方がいないと難しいんだよなー
噂も怖いけど、悪意って怖い! 責任感があってしっかりした人が上にはたって欲しいけどアルジャンじゃ無理
でしょう。信用していた人に悪口言われて見放されるってつらいよね 最初は江ミリオンに冷たくされたけど
わかってもらえて良かった 良かった 最初はどうなるかと思ったけど幸せなって良かった
おもしろい
初めて読む作家さんでしたが、とってもおもしろかったです。
敵国同士の結婚、そこから絆を作り出していくヒロインと、ヒロインに恋に落ちていく冷静で有能な男性が大好物なので、全部網羅されていて超満足です。
オルテル公爵、何かありそうと思ったけどこんな展開!?とびっくり。
でもバルジャンじゃなくてよかった…。
2人がどんな国をつくっていくのか今後も楽しみです!
続きを明日にでも読みたい気分です。