【感想・ネタバレ】公爵は仮初めの妻を逃がさない(下) ルーニカノベルスのレビュー

あらすじ

私は、君が幸せでないと幸せになれない。

オクタヴィアンが爵位を継ぐまでの期限付きの結婚をしたミレーヌ。母親たちの盲目的で奔放な恋愛に、ミレーヌたちだけでなく、多くの者が苦しめられたことを知る彼女は、オクタヴィアンにだけは恋をしてはならないと自戒する。けれど、彼に惹かれる気持ちは日に日に増していくばかり。そんなある日、ミレーヌの献身により、オクタヴィアンが爵位を継ぎ、公爵となることに。オクタヴィアンは、これまで抑えていた気持ちをミレーヌに伝えるが、逆にミレーヌは、オクタヴィアンのもとを離れる決意をして――!?

【目次】
4章 帰郷
5章 爵位と指輪
6章 どこよりも遠く近い場所
7章 心のままに生きられたなら
終章

【著者】
藤波ちなこ
2014年『ためらいの代償』(ソーニャ文庫)で作家デビュー。近著に『風車の恋歌』(ソーニャ文庫)等がある。

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匿名

購入済み

主人公は頑張った!自分なりに考えての行動力が皆に認められて幸せを掴んだ。親はおバカさんだったけど反面教師で2人が素敵に育って良かった。公爵様の頑張りが報われました!

#ハッピー #切ない #ドキドキハラハラ

1
2024年02月06日

購入済み

イラスト買いです

初読みの作品
レビューの高さを信じての購入
上下本は余り購入しないのだが、レビューの高さを信じ購入
下のほうから読み出したけれど充分良かった
最後、全ての元凶となる父親の処遇も本人の気持ちと愛する妻のこれからを
考えたらそうなるのかなと思った
あとは弟のシリル編とか出ると嬉しいな

#感動する #ドキドキハラハラ

0
2025年09月20日

購入済み

胸を打つお話しでした。

終わってしまった。上巻と下巻、一気読みでした。相手のことを想い一人悩むヒロインとヒーロー。とても辛かった。子どもには子どもの人生と幸せになる権利がある、と考えさせられました。大司教様、粋なはからいでした。

#切ない #ドキドキハラハラ #深い

0
2024年03月04日

購入済み

多幸感たっぷり

親が奔放であったために、あるいは、それが原因で、子どものことまで気が回らなくなってしまったために、1番多感な時期を誰に頼ることなく、悲嘆に暮れることも許されず成長したふたりの大団円でした。
責任感が強く、潔く、清廉なふたりだからこそ、貫けた愛があったのだと思います。
幸せな気持ちで読了しました✨

0
2025年05月02日

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