あらすじ
「こんなに”目”で聴こえたの初めて。」難聴の大学生×売れない俳優――これは”伝えたい者同士”が手話で心を通わせていく、優しくて温かい恋の物語。
「何年も聴きたかった言葉を、出会ったばかりのお前から聴くなんて」俳優の藤永(大学3年)は演技が大好きだが、オーディションに落ち続けて自信を失っていた。そんなときに先天性難聴のケイト(大学1年)に出会い、手話でお礼を言われる。藤永は手話に初めて触れるものの、これまで「伝えたい」という気持ちを人一倍持って演技し続けてきたため、手の動きを一目見ただけで読み取ることができた。そして、手話を身振り手振りでやってみることになるが、ケイトは藤永の感情表現を見て、その才能に驚かされる―――伝えたいもどかしさを持つ二人が出会い、心を通わせるハートフルラブストーリー第1巻!
※デジタル版限定特典:描き下ろしページ1P収録
(C)2023 Rinteku
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ストーリー重視の人におすすめです。やさしくて人とのつながりが感じられる作品。絵がキレイで、耳が聞こえない人に体で表現するところが迫力がある。
なんか手話できなくても、身ぶり手ぶりで伝わってる。
演技が目立つってどうゆう表現なんかしら。
他人を邪魔してるということかな?
素敵なことと思うけどな。
キラキラしてる!!
聴覚障害のケイトと、役者志望のアオイ。大学で知り合った2人が、様々なコミュニケーションツールを駆使して想いを伝えあおうとする姿がとても素敵だった。障害をテーマにする作品も多いが、この作品はとてもキラキラしていて元気になる、新しいBLだった。
匿名
出会ってしまった、最高の作品!純粋な気持ちに溢れてて、BLではあるけどそれだけじゃないストーリーに心打たれました!今後も楽しみです!
この本に出逢えてヨカッタ…
言葉は例え健常であっても相手の母国の言語を知らない者同士では会話が成り立ちません。
同じ日本人同士でも土地々々の方言でも伝わらない事は多々あります。
でも、この作品の二人は「伝えたい・読み取りたい」気持ちを「困難だから…」と諦めず「どうしたら伝わるのか…」との気持ちを『当たり前』(特に先輩)に考えている事が伝わってきて後輩くんも今迄 当たり前のように受けてきた周りの反応とは違う事に喜びを感じている様子の描写が胸熱でした。
次巻が待ち遠しいです。
匿名
良かった
手話に興味があったので読みました。なかなか覚えられないのは、やっぱり言葉なので使わないからだろうなとこれを読みながら思いました。2人も思ってたことを間違えたりしながら距離が縮まるどころかって感じです。続きが楽しみです。
Posted by ブクログ
「こんなに刺さったの初めて」(オマージュです)
無料のマンガアプリから読み始めた。
普段は商業BLは読まないけれど絵が綺麗だなと思ったのと、聴覚障害者と売れない俳優という組み合わせに惹かれた。
私は趣味で観劇をしていて、仕事で手話に携わっている。確率的にもほとんど交わることのない二つが交錯したのが、この作品で、物珍しさもあった。
読んでみると、ケイトの手話がとにかく分かることが楽しかった。他の手話の出てくる漫画を読んでいるわけではないが、わかりやすく表現されていると思う。ケイトの姿が現実で見る聴覚障害者の人たちと重なることもある。ケイトはどんな人生を生きてきたのだろうと思いを馳せてしまう。
フジナガの演技が見たいと思ってしまった。今、これを舞台化、映像化するなら誰にやってもらいたいかな。そんなことを思ってしまうくらい。
「伝える」を仕事の根幹として大事にしている私にとって、同意できるものがたくさんあって、そうだよね、そうなんだよね、と頷くことばっかりだった。
2巻は舞台編とのこと。二人のこれからも気になり過ぎる。
感想に飢え過ぎて感想というか落ち着いた風で所感書いたけど、みなさんどうなんですか、教えて…
商業BL買ったの初めてなのでパッションのぶつけどころがあまりにもなくて、誰かの感想聞きたい
匿名
浄化される
耳が聞こえない人と耳が聞こえる人の恋愛ってこんな感じなのかな、と心が暖かくなりました。自分の荒んだ心が洗われるそんなお話です。
匿名
次回予告のおうちデートが気になりすぎて今回の感想が…!笑
蒼井くんを見るケイトの瞳や、蒼井くんの伝えようとする時の動き、ケイトの手、読んでいてただただ綺麗だなって思いました!伝わった時の喜びとか、伝わらなかった時のもどかしさとか、二人のピュアな恋が愛しすぎて読む時何目線?って感じです笑
2巻はどんな展開が待ってるのかな?おうちデート!えちえちな想像しかできない笑
楽しみです!
Posted by ブクログ
めちゃくちゃあちこちでおすすめされるので、お安くなった時に購入。
1巻完結だとおもったら続いてた
たしかに、キュンとするけどこれはきっと今後に爆弾落とされたほどの感情がおしよせると予想。
ろう者と聴者の恋愛もの。
聴者は俳優を目指してるけど身振り手振りが派手でスクリーン俳優をめざしているがなかなかオーディションに受からない。舞台でも悪目立ちするから端役しかもらえない。
でも彼のオーバーリア駆使やは、ろう者にとっては分かりやすくてありがたい。
友達として接してきていたけど、一緒に乗っていた電車が落雷で停電。聞こえない見えないにパニックになる。そのとき・・
BLにかぎらず、手話関係の漫画とかアニメとかドラマとか見ていると、
健常者が「よし、手話おぼえるぞ!」ってなって、すぐに手話をある程度できるし読み取れるの、まじで?!って思う。
今回もめっちゃ思った。
手話、むずくない?テキストとか読んだけど、全く覚えられる気がしなかったんだけど・・・え?私があほだからか?