【感想・ネタバレ】化け者手本のレビュー

あらすじ

「命を天秤にかけてこそ、示せるものがあるでしょう?」
ときは文政、ところは江戸。心優しき鳥屋の藤九郎と、稀代の女形だった元役者の魚之助のもとに、中村座の座元から事件の話が持ち込まれた。芝居が終ねたあと、首の骨がぽっきり折られ、両耳から棒が突き出た死体が、客席に転がっていたという。演目は「仮名手本忠臣蔵」。死人が出るのはこれで二人目。この殺しは何かの「見立て」ではないのか?と、真相解明に乗り出したふたりだったが、芸に、恋に、義に、忠に生きる人の姿が、彼らの心を揺さぶって――。

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Posted by ブクログ

 文化文政の頃の江戸で鳥屋(鳥専門ペットショップ)を営む藤九郎と女形として活躍していた元役者の魚之助のコンビが謎を解く 『化け者心中』に続く第2弾。バディ物の特殊設定ミステリである。

 芝居小屋の中村座で、首が折られ耳から棒の突き出た男の死体が見つかる。座元の依頼で二人は事件の解明に乗り出す。前作に続き、役者の芝居にかける情熱というか執念の凄まじさが描かれている。
 
 題名の「化け者」とは、人間性を失った、或いは捨て去った者を指している。そして、そして他人に化ける役者のことも指しているいるのだろう。 これが「化け物」より怖かったりする。

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2026年09月07日

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