あらすじ
東中野にある〈喫茶おおどけい〉は、もうすぐ八十九歳になるハツ子と孫のハヤテが営む老舗の喫茶店だ。ある日、地元を盛り上げる計画が立ち上がったが、集まったのは高齢の親や親戚などに頼まれ、渋々、会に参加した女子大生や会社員たちだった。その彼女たちが会合場所の〈おおどけい〉を訪れ、日常に抱える悩みをハツ子に聞いてもらっていると、不思議な大時計の鐘の音が鳴り、昭和時代へタイムスリップする。美味しい喫茶メニューと懐かしい過去がくれるあたたかな言葉にほっとする、昭和レトロな喫茶物語、大好評シリーズ第二弾!
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Posted by ブクログ
前作からの続きのお話で相変わらず読んでる
こちらまで前向きに頑張ろうと思っちゃう
ハツ子さんのウルトラ前向きな精神が
素敵でした。作中に出てくる人たちの
悩みって昭和・平成・令和と時代が変わっても
基本的には同じように同じような事を
迷っているんだなぁ~と実感。まぁ時代が
変わっても根本的に人間は変わらないって
いうことなんでしょうね。
ハツ子さんの考えたちょっと斬新な
メニューなんかもどれも素敵で
美味しそうなうえに色々と気づかせてくれる
喫茶店・・・是非行ってみたいです。
生きてたら色々と色んなことがありますが
いつまでも辛い自分と付き合っていると
地に足がつかない…ほんとにそうですよね
すごく心に残りました。
ハツ子さんの様には無理ですが
可能な限り前向きな精神でいきたいですね。