あらすじ
チャンネル登録者数26万人超、不動産系YouTuberとしてダントツ人気の「不動産Gメン滝島」初の著書。老後の不安に付け込む甘い言葉に誘われて大切なお金を投じる前に必読。買えばみんな儲かるわけじゃない不動産投資の世界。セミナーや巷間の投資本では教えてくれないノウハウがギッシリ詰まった、本気でお金を増やすなら絶対知っておくべき「不動産投資のバイブル」。不動産投資の天国も地獄も見てきた街の不動産屋さんだからこそ知っている実例も満載です。
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Posted by ブクログ
安易に、頭金なし・サブリースあり・ワンルームマンションの投資をしようとしていた自分がいたので、それを止めさせてもらってとても助かった。
この本は、他の本に比べ不動産投資の危険性を赤裸々に詳しく語ってくれている。それゆえ、不動産投資をしようと思ったのに、もうしたくないと思ってしまう可能性が大いにある。が、結果的に慎重になれるため、とてもありがたい本でもあると思った。
この本には、「努力なしに不労所得を得ようなど、おこがましいにもほどがある」「最悪の事態でも大丈夫な人しか買ってはいけない」等、グサグサ刺さる言葉がたくさん書かれていた。
著者が勧めているのは、「東京18区、RC造、中古ビル1棟買い(表面利回り6%以上)」だ。一億超えの物件になるため、25%の自己資金(2500万円)と500万円の年収が必要になる。
不動産投資では、家賃が下がっても赤字にならない物件を選び、かつ、最初に買う物件を間違えないことが大切だそうだ。絶対に、焦って安易な投資はするなと説いており、物件探しと同時に金融機関巡りをし、相場感を養うことが重要とも言っている。
こうまとめてみると、どれも当たり前のことを言っているように思ってきたのだが、こういう注意点を知らずに、無料セミナーなどに参加してしまうと、いい餌食にされそうな気がしてきた。
この本を読み、資金を貯めること、物件を探すこと、金融機関巡りをすること、意味のある勉強をすることが、不動産投資には欠かせないということがよく分かった。
今後を見据え、まずは一人ですぐに実践できる資金を貯めることと、不動産投資の勉強を引き続き続けていきたいと思った。
非常に良書。
不動産投資に興味がある人は、絶対に読むべき1冊です。
よく、不動産投資は「ワンルームマンションで、自己資金がゼロでも始められます。ローンを返し終われば、資産が残り、FIREが近くなります」などと、勧誘してきますが、この本では、こういった投資が非常に危険であることを喚起しています。
それだけではなく、実際に投資すべき物件を具体的に説明しており、不動産投資に興味がある人には、非常に有効な手がかりが理解できると思います。
ただ、現実的には、自己資金を2500万円用意、年収は500万以上、など、不動産投資がハードルが高いことを再認識させられます。
とはいえ、本書を読めば、それが当たり前のことで有り、努力をしないで、不労所得は得られないことが理解できます。
(簡単に不労所得が得られます。というのは、甘い勧誘で、ほぼ損をする形になります)
いずれにしろ、投資は自己責任ですが、不動産投資に興味があれば、一読し、資金を貯め、チャンスが訪れたら掴めるようにしてみると良いと思います。
Posted by ブクログ
今は買い時ではない。優良物件購入に備えよ。(2023年)コロナが落ち着き経済活動が戻り、バブル以来最大の株高に不動産を買うのはかなりリスキー。不動産価格と株価は連動して推移するため。都内推しだが、物件価格は高い。日本は人口減少の特大トレンドがあるのを忘れるべからず。その上で都内、一棟RCの築古を狙う。表面利回り6%でギリ(都内)。地方高利回りを狙うなら土地勘と信頼のできる業者が必須。買わなきゃノーリスク。でも買うなら35歳には買いたい。金融機関を見つけておく、決めるときに決められるように。家賃下落、人口減、金利変動リスクを把握、理解する。不景気の時こそ買い時、投資熱が冷めたときに買える人になる。不動産を制するものは人生を制する。悪徳ワンルーム販売会社はぶっつぶれよ!
匿名
これからも応援してます
僕個人は、「住む場所は実家、又は格安の賃貸。ローンを組んで(何千万円もの借金して)家を買うなんてとんでもない!」と思っている人間です。不動産のふの字も知りません。当然「不動産投資を始めたい」なんて身の程知らずな夢は抱いていませんし、こちらの書籍を読んだ後もその考えは変わっていません。
こちらの書籍を手に取った理由、それは『数年前、妹夫妻が3500万円ものローンを組んで、新築ワンルームマンションを購入していた』と小耳に挟んだからです。事情は詳しく知らず、根掘り葉掘り訊く事もできず、その後の展開が怖くなってしまい…ヤバイ事態に陥っていた場合、どうすれば良いのか…滝島さんの本ならそのヒントが得られるかも知れない、と思ったからです。
読み終わり、恐怖から解放された訳ではありませんが…
①不動産投資を始める最低限の資産状況
②不動産投資において、最初の一歩がいかに大切か
③滝島さんが体験した数々の事例
④不動産関係の用語(分かりやすい解説つきでありがたい!)
主にこういった事を学ぶ事ができました。
最も知りたかった事、「負」動産を抱えた際、ダメージを最小限に止めるための現状の最適解、これが「最速での損切り」であると知れた事も大きな学びだと思います(少しでも値が上がったら売る、だなんて考えてたら傷が深まるばかり)。これからもせっせと働きながら自分の身の丈に合った方法(米国債とインデックス投信の長期つみたて投資)でコツコツと資産運用しつつ、来ない事を切に願うXデーに備えていきます。
こんな結論で申し訳ないのですが、僕は買って良かったと思っています。
ありがとう、滝島さん!これからもひっそりと応援してます。
「SWEET DEAL」も楽しみにしてますね!
Posted by ブクログ
不動産投資を考えているので読みました。
内容は、メリットデメリットも書かれ、不動産所得にかかる税金や手数料などと網羅的に書かれていて分かり安かったです。
しかし、こういう物件を買いましょうという条件が厳しすぎてこんなの買える人いる?と思い不動産所得の厳しさを感じました。
Posted by ブクログ
東京19区内、中古RC造1棟を作戦とする不動産Gメン滝島さんの著書。
4、5年前から滝島さんのYouTube を見て、不動産投資に興味を持った。お金ができたので、この本を読んだ。
不動産に対する知識がまだ薄いので、もう一度読みたいと思う
この本で学んだことは以下である。
不動産投資には、時期というのがすごく大事ということが分かった。今は、株価も上がり、中古不動産の価格も上がっている。バブルが弾けるかもしれないという気持ちで、相場を調べて、安く買うことがまず大事。
Posted by ブクログ
筆者の人柄が滲み出る良書。
利回り6%以下には手を出さない。
基本的には都内の商業不動産一棟。
ワンルームマンションはクズ。クズ業者を一掃したい。
など、基本が書かれているが、1番のポイントは誠実な生活を送って徳を積み、良い情報を与えたくなるような人間になること、という仏教の教えのような箇所。まさに良い人脈に囲まれた良い人生を送っている筆者の心からのセリフで、自分の心掛けていることなので、不動産ノウハウ本から出てきてびっくりした。
ぜひどこか一緒に旅行に行きたい。
Posted by ブクログ
東京都18区、中古1棟モノ、自己資金2,500万用意せよ。良い物件を見つけられるよう不動産会社と良好な関係を築き、良い物件が出てきたときに他の人に取られる前に融資を取り付けられるよう銀行と良好な関係を築く。それが出来ないなら、不動産投資はやめとけ。こんな感じに受け取りました。
新築ワンルームマンション投資はゴミ。管理費、保険、固定資産税などの経費を含めたキャッシュフローマイナスなものは投資ではない。入り口としてはやりやすいんだけど、そればワナである。
というわけで、ほとんど普通の会社員では不動産投資は出来ないと思います。やはり、元手が豊富な金持ちのための投資。不動産投資をこれから始めようという人は読んだ方が良いと思います。お金なければ、滝島氏のYouTube見るのでもよいかも。
Posted by ブクログ
主張が明快で、デメリットも書いているところが好印象。好みの違いはあれど。
・買うなら2500万円の頭金と年収500万円
・都内18区、中古RC造商業ビル
・表面利回り6%以上、出口戦略確保
この方だけじゃないけど、不動産投資では不動産屋や銀行をこまめに回って、いい出物があったら即現地確認、、フットワーク軽くて好きじゃないと難しいな。
Posted by ブクログ
タイトル通り初心者向けの基本的な内容が中心で新たな発見はあまりありませんでした。木造中古アパートであれば減価償却でそれなりに節税になると思うのですが、そこにはあまり触れられておらず、長期的な収益が見込めるRC推しを感じました。