あらすじ
自らを王国から追放した張本人、王子ゼノンの手の者に攫われてしまったユリア。
過去・現在と立ちはだかる障害を前にユリアはついに立ち上がる…!
そして、エアルにも過去の亡霊の魔の手が迫り――?
旅商人の兄妹と、天才少女錬金術師が行く異世界ファンタジー最終巻!
感情タグBEST3
うん、なるほど序盤の見せ場であるゼノン王子ざまぁ編が、半端な8話目でコミック単行本2巻半ばになっちゃったから、空いたところに総合エピローグのエアルくんの秘密編ぶっ込んだんだね…
本来は、四風の旅団の名に合わせて、夏風団の海戦、秋風団の料理人、冬風団の聖女と国を渡って大冒険しつつ、エアルくんといい感じにラブくなるスケジュールが、間すっ飛ばして終了と。
あー、漫画としてはユリアが独立して手に職ついたよ俺たたエンドなのでまとまりはできてるかな。
ただエピソード削りすぎて主役2人の色恋まで心の動きが行きついてないから、総括すると薄味ストーリーに感じちゃうかなー。ということで出版社と編集担当はもうちょっとマシな仕事しての意味で⭐️3。
絵柄はすごい可愛くて読みやすかったので、作画先生の次作に期待です。
尻すぼみ感
原作小説はもう少し続いているようだけれど、ここで終わりなんだと思うとなんとなく尻すぼみ感がある。
それとも「王子に騙され〜」の部分を変えて続巻が出るのかな?
ストーリー的にはここで一旦終わらせるのが綺麗にまとまった感じがあるように思うけれど、話の結末がユリアの話ではなくなっていて、あれ?って感じになる。
エアル君が主役だったっけ!?
みたいな完結でしたw
もうちょっとラブ要素もあるかなと期待してたけど、特に進展ありませんでした。残念!
錬金術もサラッとフワっとしたイメージ内で収まるもので、目新しさや斬新さはありませんでした。
そういえば元春風の団長さんとかも結局出なかったし、国渡りと言っても最後にちょこっと国外に出ただけだったし、コミカライズの途中までだったのかな?
ここで終わるなんて、ちょっと残念。
ノベルとは、全然違う。
1巻は面白かったけど、2巻は、サクッとダイジェスト。
2巻は要らなかった気がするけど。