あらすじ
Practice5: 【動画収録】
「次の収録、付き合ってください。声を出したら、罰ゲームにしましょうか」
明日見芽依、いたってフツーの真面目な社会人をやっている29歳。
……なのですが、推しのASMR配信者が隣の席の後輩だったので、再生回数を更に上げるための練習を手伝うことになりました……。
私の反応を見て、推しが配信に活かしてくれるなんて、そんな大役、本当に良いのでしょうか。
推しの再生回数を支える「2人だけの秘密の練習」、今回はなんと、ついに実際にASMR動画収録のお手伝いをすることに……!!!!!!!
もちろん、何をされても、どんなになっても、声を出すのは我慢せねばなりません。
でも、音が、脳に直接響くような感覚に、もうゾワゾワする。
耳を触られているだけなのに、こぼれる吐息をこらえられなくて……!?
感情タグBEST3
匿名
5
恋人にふられたことがきっかけで仕事に打ち込むことを決意した明日見芽衣はコンビニスイーツの商品企画をしているアラサーの女性である。
彼女には速水という後輩男子がいるのだが彼は実はASMR系の配信者カカオである。
恋人にふられてつらかったときに救ってくれた配信者が後輩ということにうれしい気持ちと動揺してしまう気持ちとばれたら配信をやめてしまうのではないかという不安がいろいろ入り混じってしまう中で芽衣は速水が視聴者のニーズに答えられるようにどういったことがいいのか考える協力をしてほしいと言われて協力している。
次の配信は自分の心音を届けたいという速水のために協力する芽衣は彼の自宅に行く。
後ろから芽衣を抱きしめた状態のまま速水は自分の心音を収録していて…。