【感想・ネタバレ】昨日星を探した言い訳のレビュー

あらすじ

「なかなか夜が明けなくて、明日にならなくてつらかった。地球の自転が遅すぎて、どうしてこんなに古臭い時代が続いているのか不満だった」
僕の前に現れた転校生の少女は、自らの理想のため、頑固に、誠実に、戦い続けると決めていた。永遠にわかり合えないと知っていても、一歩ずつ歩み寄ってきたはずなのに。
傷つきながら愛と呼べるものをみつけるまでの少年少女の心情を、研ぎ澄まされた筆致で綴る、青春文学の到達点。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ふたりの理想主義者、弱いままだった自分。
河野氏の作品はこの描き方が美しく好きです。
現実離れしているのかもしれませんが、。
ふたりの理想を新たに再構築していく物語。彼女にとっての太陽は彼だったのだと、二人の星を取り戻して時計の針は進み始めるのだと

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2024年06月17日

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