あらすじ
【電子書籍限定書き下ろしSS】付き!
コミックス1巻同日発売!
「みなさま、パーティーの始まりです!」
偉大なるマイペース兄上が弟のため皇帝サロンを成功へと導く、ほのぼのブラザーズファンタジー第6弾!
【あらすじ】
「皇帝10周年サロン、成功させてみせます!」
父から正当に帝位を継ぐ弟の権威を強めるためにも! とアーシャは意気込む。
血筋の低さで臣下から下に見られている父の地位を向上させるべく、盛大な会にしようと駆け回る。
手始めに、権威のあるテスタを他のサロンへの参加を全て断らせたうえで参加させる。
さらに派手に見せるため、ディンク酒が錬金術だと皆の前で披露することに!
当日は弟妹と遊ぶ計画もしっかり立てつつ、錬金術で皇帝サロンを帝国貴族の記憶に刻みにいくのであった。
偉大なるマイペース兄上が弟のため謀る、ほのぼのブラザーズファンタジー第6弾!
著者について
●うめー
愛用していた真っ赤なパソコンが壊れました。
ヒンジの歪みでプラスチック部分が壊れて、ノートパソコンが開けなくなるという。
十年以上使ってたのでさもありなん。しかし愛用品との別れは悲しいものです。
感情タグBEST3
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モリーや3小熊sが大変お疲れ様なことになる皇帝陛下のサロン開催から、テリーと共に行くルキウサリア学園潜入入学試験編。
ライアちゃんがご機嫌になる噴水キラキラ芸のカラー口絵がとってもかわいい兄弟妹の図でほんとよき。
前巻でうっかり暴いた封印図書館にて、老獪爺様とロボットに嵌められてむっきーーーと顔真っ赤になったアーシャが珍しい。
なんというかこの辺から割と独断不言実行が有効だと学習して、側近達にも言わず突っ走り始めちゃう感じよね。まぁ、大人側もちゃんと最後まで聞かないとこあるからしゃーない。
閉じ込められ引きこもり失言許されないストレス生活からほぼ解き放たれたのに、心配で引き止めばっかりな周りの味方大人へ、アーシャが無自覚反抗期はじめてるところに、テスタはほんと碌でもない干渉してくるタイミング悪さよ…
うめー先生もあとがきで触れてらっしゃいますが、皇帝のサロンやルキウサリアでの入試などなどの6巻。
引き続き難しい立場ではあるものの、するりするりとかわしながら、意図したりしなかったりしながら業績積みマシマシなアーシャ殿下が痛快。
それにしてもアーシャ殿下、サロン準備時点で13才……前世の+30余年分を知らない周囲にとってはそりゃ「神童!!」てなるよね!
政治的駆け引きを縫って弟たちを可愛がるお兄ちゃんムーブが13才男子と言うより…子煩悩パパかな?! と一読者の私の認識も若干バグってたのですが、
違う…年若い孫を教え導く祖父ポジでは?! と思い至ってからはごく私的にですが得心してます…
そしてセフィラがいい仕事してるんだよねぇ…大好きです…