あらすじ
製鉄所の爆発事故により出口を失い、時が止まった町で暮らす中学3年生の正宗。変化を禁じられ鬱屈した日々を過ごす中、謎めいた同級生の睦実に導かれ、製鉄所の第五高炉へと足を踏み入れる。そこにいたのは喋ることのできない、野生の狼のような少女――。正宗と2人の少女の出会いは、世界の均衡が崩れるはじまりだった。止められない恋の衝動が行き着く未来とは。
岡田麿里監督がみずから執筆した、劇場アニメの原作小説!
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Posted by ブクログ
映画の方はこの難解な小説を映像化しきれなかったようで大爆死になってしまったようである。小説を読み映画の説明不足だった部分を埋めてくれ理解度が増した。ただ映画は五実の年齢の進み具合を少なく改変され五美が成長していなかった。工場の爆発事故で現実世界から切り離されて時間が止まってしまった世界ってどうなのよという感じだが、岡田麿里がそういう世界を想像してしまったのだから仕様が無いではないかと言う感じだが、五美の成長が無かったため父親正宗との恋愛観が薄れてしまったのは残念だ。