あらすじ
――人生なんて、しょせんはゲームだ。
中学時代の友人の死が忘れられず、そんな信条で日々を淡々と過ごす高校生の志崎晴(しざきはる)。
「遊ぶと死ぬ」ゲームを探しているという同級生・莉久(りく)に頼まれ、彼女と、呪いの研究をしている大学院生・葉月(はづき)と共に、不審な死を遂げたゲーマー男性の遺品を調べることに。
大量に残されたゲームをひとつずつ遊んで検証する三人。するといつのまにか晴の日常に突然〈黒い影〉が現れるように――。
〈晴くんって、実はもう呪われてない?〉
呪いのゲームはどこにあるのか? その正体と晴の呪いを解く方法は――。
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Posted by ブクログ
かつて友人の死を経験し、「人生なんてしょせんはゲーム」だと過ごす高校生が同級生とその友人から呪いのゲーム探しに誘われ、いつの間にか呪われてしまっている、というお話(?)。
呪いの原因はそこにあったのか、と読み返したくなりました。
色々な種のゲーム内容、呪いの形、人間関係と散りばめられていて、呪いについての考察を妨げられるような紛らわされるようなステキな書かれ方をされているなぁ、と思いました。
サイコロのミスリードとタイトルと。
Posted by ブクログ
呪いの謎が気になってあっという間に読み進めてしまった。人生なんてゲームみたいなもの。仕事もゲーム。人間関係だってゲーム。いかに要領よくクリアに向けて進めていくか。失敗したらやり直せばいい。そうやって考えたら、生きるのが楽になる。ミステリー面白い。
•肝心じゃないものは、目に見えない。
Posted by ブクログ
でも終盤から一気に面白くなったけど、最後の終わり方がなんともな〜という感じ。
晴がどんどん人へ心を開いていく感じが良かった
最後に雪が降ったことが、ゲームが続く予兆のようだったが、これはあのゆきひろが死んだ日に戻ったみたいな、振り出しに戻るみたいなそんな意味?