あらすじ
晴れてディンケル辺境伯家の者と認められたルアーナ。
レベッカとディーサという人生初の友人もでき、王都生活を楽しんでいた。
ルアーナへの気持ちを自覚したジークハルトも、いよいよ行動を起こす!?
「俺は今の関係じゃ、満足できてないからな」
しかし、捨てた娘が特別褒章を貰ったことに激怒したアルタミラ伯爵が、ルアーナを取り戻そうと押しかけてきて……?
捨てられ令嬢が本当の幸せを掴む、下克上ストーリー!
【電子特典付き】
エリアスとディーサの語る、ジークハルトとの出会いとは!?
特別書き下ろし短編『ジークの子どもの頃』を収録!
感情タグBEST3
やっとルアーナとジークの関係が進みました。ジークが頑張りました。ルアーナは元家族と完全に縁が切れたし、親友ができたし。2巻目も面白かったです。続きをお願いします。
Posted by ブクログ
家族に虐げられ、身代わりに魔物がはびこる辺境へ送られたが、努力を重ねた末に辺境伯家の者と認められたルアーナ。人生で初めて友人もでき、今回はその友人とのやりとりや、ルアーナへの気持ちを再認識して色々と行動に影響が出ているジークハルトのかわいらしいデレが主。
ルアーナの鈍感さに、若干ジークハルトが不憫な感じがしないでもないが、ただ守られるだけじゃないルアーナが元家族に毅然と向き合うところなどに、相棒的に隣だったり背中合わせにいるポジションも微笑ましかった。
虐げられていた実家との縁が切れてめでたしめでたしと言ったところでしょうか。無事に友人もでき、あとはジークからの溺愛攻撃に対応するだけですね、魔物より大変そうですけど。まだまだ、本当の恋愛を理解できないヒロインですが、第2王子という障害が発生するのかな。ダラダラ長くならないように期待します。