あらすじ
高校教師の大宮壱吾は、教え方もうまくて生徒から人気の教師だった。だが、一時の過ちで教え子の板橋くるみを妊娠させてしまう。くるみが子供を堕ろさず産むことに決めた結果、二人は学校を辞めることになった。元教師&元生徒として結婚、子育てを始めることになった二人は、ぎくしゃくしながらもお互いを想いあって生活していくが…!?
教え子と結婚した教師の“現実”と”葛藤”を描く、社会派ラブストーリー!
※本作品は「いちごの学校」((c)きづきあきら・サトウナンキ/少年画報社)を改題して収録した単行本です。重複購入にご注意ください。
感情タグBEST3
なんか、深かった。
ラブストーリーではありますが、内容が高校教師と生徒での関係で、先生は新任の普通の先生ですが彼女は少し独特な感じがする生徒。
読み進めるうちに、「先生は意外と人気があるので、生徒や女教師とドロドロ関係か?!」とか勘ぐりながら読みましたが全くドロドロやエッチシーンも無くて、むしろ途中からはヒロインが妊娠したことによって退学せざるを得なくなり、お互いに納得した上での結婚だけど、心の底では互いに無理をしているんではないか?というモヤモヤ感が続いていたり、双方の実家との関係や親の気持ち等が書かれていて、最後の方ではラブストーリーどころではなかったです。
2人にとって厳しい環境で泣きそうにもなりましたが、何とか乗り越えられたようでホッとしました。