あらすじ
前世で書いた小説に転生し公爵令嬢となったレリア。
冷たく無表情な義弟ルディウスをいじめて殺される未来を回避するため彼を可愛がると決意。
しかしどんなに努力しても無関心で全く変化がなく――と思いきや
「一人の男として俺を好きになって欲しい」
ってそんな無愛想で一体いつから!?
しかしレリアにはルディウスの手を取れない事情があり……。
クールだけど実は可愛い義弟が世話焼きな元悪役姉を重溺愛するラブコメ!
特別書き下ろし短編『昨日の敵は今日の友?』を収録!
剣術大会に参加するルディウス。レリアも観戦することになり、今年は勝つことができるのか!?
感情タグBEST3
匿名
義弟の愛が…
表情に出ないだけで、心の中でレアと呼び、レアのためならなんでもする。レア以外の事に興味ないルディの愛がすごい。レリアがまた元気で気持ちいい性格だからとても楽しく読ませていただきました
公爵夫妻や侯爵の事件、ヒロインのことなどはもはやおまけなくらい…(笑)
ハンカチ王子
ルディの安定したヤンデレにホッとします(笑)
レリアの心の中のツッコミとルディサイドの話と整理された文章で分かりやすく読みやすかった。
それにしても殿下、心広いしフットワークあるな、と。そうそうお城抜け出して公務は大丈夫なの?
ヒロインは最後までやらかしてくれちゃってね。その自信はどこから来るのか、怖い子だわ。
面白かったです
カ●コミで連載中のコミカライズを気に入って、続きが気になり購入しました。
ストーリーはぼちぼち見かける、自分が書いた『二人の男がヒロインを取り合うベタな小説』の世界へ転生(しかもヤンデレ当て馬ヒーローの義姉に!)というもの。
このままでは義弟に殺されてしまう展開なため、義弟が病まない様に愛情を持って接する内に、あるきっかけがあり溺愛へと変わっていくという感じです。
ストーリーが進んで行くと色々なトラブルやら謎解きみたいなものも出て来たりして、他の皆さんのレビューにもありましたがなかなか楽しめました。
著者の神楽棗さんは本作でデビューとの事らしいのですが、読み易い文章や思わずクスっと笑ってしまう箇所も多く、キャラの視点転換もスムーズで私は好みの作家さんでした。
シリアスな場面もありますが、ヒーローであるルディウスが一貫して義姉レリア一筋である事や非常に糖度高めである事が私はとても気に入りました。
コミカライズの方の絵も気に入っているので、今後この展開がマンガで読めるのもとても楽しみです♪
糖度強め
レア以外は虫っていう考え方が凄い(笑)義弟の思いはめちゃくちゃ凄いです!!ある意味糖度強いな〜って思いながら読みました(笑)
実はヒロイン転生者かと思ったらそうじゃなかった。でも、ヒロインが出てくる度に若干イラッとしました。早く本性出して消えてくれ。って思いながら読みました。
王道の展開でしたがクスッと笑える場面も多く、さくさく読み進めることができました。
もしかしたらヒロインも転生者?なんて思ったりもしましたがそれは深読みしすぎだったよう・・・なかなかのクズっぷりでしたね。笑
王太子も幸せになってほしいなー。
悔い無し
タイトル通り溺愛、溺愛で激アマでした。ヒーローは最初からヒロインを思っているのですが転生ヒロインは自分が思われているとは思わず、なかなかくっつくのに時間がかかります。でもその後は激アマでした。ヒロインにだけ甘いヒーローが大好物なので悔い無しです。
自分の書いた小説に転生。
悪役令嬢になりたくなくて、一生懸命義弟に優しくしてたら、溺愛されてしまう。
物語は、ミステリー・ドロドロ・溺愛・嫉妬等、色んな要素が入っていて、とっても面白かった。
つまり……
愛されヒロインというものはその設定自体が極めて不自然である為に簡単に歪みが出るという、とても解りやすい証左でしたね。
正直、レリアの暴走は笑えません。本当に苛々して何度殴りつけてやりたくなった事か……
こんな女嫌だわ〜、と思わせてくれる本作ヒロイン。
小説ヒロインのマリエットとどっちがより嫌かと言われれば、そりゃマリエットの方なんですけどね。