【感想・ネタバレ】遠巷説百物語のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

待ってました大好きなシリーズ
読む前から読み終わってしまうのが惜しくて
自分を焦らしていたのですが、我慢ができなくなりついに読んでしまいました。

このシリーズは、身分の外の人たちが
どうにもならない困ったことを怪異に見せかけて丸くおさめてしまうお話です。
殺さずに悪を成敗する、必殺仕事人のような
情に厚く優しいお話。
最初のお話から遠野の迷家というパワーワード登場に、そうそうこんな世界観だった。と懐かしい気持ちになりました。

今回のキーマンの祥五郎さんが
また百介さんとは違った人の良さが滲み出てました。
娶ったのではなく、添うたのである。
という一文が祥五郎さんの人柄を表していてとても好きでした。

でもやっぱり最後のお話は
あの人登場に胸熱で、、、、
今は亡き小右衛門流のやり方で、しっかり締めくくることで、弔いとしての意味もあるのかなと思いました。
タネ明かしをしている軽快なやり取りが懐かしすぎてホント読み終わりたくなかったです。
おぎんさんが元気でいることも会話の中で伺え、次作は全員集合期待しています。

あぁ、読み終わってしまった。
また、又市さん達に会えるのを楽しみにしています。

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2023年04月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 『遠野物語』読んでるなら一層楽しめます。

 真逆『遠野物語』のあの人物にこんなところで再会するとは思いませんでした……。然も迂闊にも最後の最後まで気付かなかった。その上なんかちょっとエモい感じに締められたのが悔しい(笑)。

 遠野の全てに愛を込めて。著者が彼の地を愛おしく想う気持ちがひしひしと伝わってくる。読み了えた時、そっと表紙を撫ぜたくなるようなやさしさを感じました。

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2023年09月12日

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