あらすじ
中学生・知里の悩み…それは住んでいる町にある御神木から2km以上離れられないこと。
そんな彼女の前に現れたのはちょっと怪しい眼鏡のお姉さん・六尺先生。
悩みを解決出来ると、先生が知里を連れて行った場所…それは不思議な力で外の土地に行くことのできる抜け道『ネドコ』だった。
そこは不思議な生き物のあふれる、不思議な空間。
知里は自らの世界を広げるべく『ネドコ』に挑戦する、無理やり着させられたバニーガールの衣装とともに――!
不思議さと怖さと優しさを併せた妖怪的世界観を紡ぐ鬼才・熊倉隆敏が描く新たなガールミーツワンダーランド。
第2巻では『ネドコ』のなかで様々な人と出会い、多様な価値観に触れる。
『ネドコ』の探索を通して行くことのできる場所を増やし自由を手に入れる知里は、まっすぐ懸命に成長していく。
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Posted by ブクログ
知里ちゃん、今回も萌えすぎ(小学生並みの感想)
作者のちょっとニッチなコスチュームチョイスに拍手。
巻全体としては、謎だったイチマ周りのエピソードが深堀りされて謎の六尺先生と繋がってくる構成なので、物語が進むのを感じて笑顔になっちゃうね。
だがそれよりも、初手からネドコシステムを活用した“水族館だけに現れる謎の中3姉ちゃんとひと夏の思い出”を展開されたせいで、俺はずっと切なさを引きずっている。
許さないからな、熊倉隆敏。
Posted by ブクログ
現世とネドコ。二つの世界を生きる知里。現世の広さに憧れ、ネドコの狭さに諦めを抱いていたのですが、六尺さんやイチマ、同じ「ネガカリ」の澄との出会いが少しずつ彼女の世界を変えていく。
現世の狭さ、ネドコの深さ。
憧れに触れ、諦めの先を訪れる知里の行き先が、二つの世界をどう変えてゆくのか。
現世にいた時のイチマ=一満であるだろうから、イチマのあり様が、ネガカリとしての知里に何を思わせるのか。あのお爺さんの覚悟に何を思うのか。執念が諦念に、そして覚悟になってしまったように感じるので、ちょっと暗い話だったかな。
知れば知るほど触れれば触れるほど、分かり合えるようで分かり合えない部分に気づいて行くのかな、と思う。小さな違いだけど、大きな溝があると気づくのか。
さてさて、知里の世界はどんな世界になって行くのでしょうかね。
バニーといえば
やっぱタイツでしょう。
後ろ向きではないので、ラインの有無は確認できませんが、
多分無しかな。
伏線を強化して、話は閉じます。
つまり後何冊は続きそうです。
ヒロインが微乳なので、巨乳キャラの六尺さんの今後の活躍に期待したいと思います。
お好みで。