感情タグBEST3
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正直なところ嫉妬が9割。私にないものを全て持ってて羨ましい(※突然のメンヘラ)。
最後の子供のことに関する夫婦のやり取りは「ほんとそれな……」と首吹っ飛ぶくらい頷いた。
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気になっていたけど、なかなか手に取れなかった本。ようやく手にして、ようやく読めました。控えめに言って大好きな本だった。早く手に取れたら良かったのに、と思いつつもタイミングとしてはやはり今か、と思う。こういう作家さんが増えたらいいなぁと思う。
こうなると、常識のない喫茶店も読みたくなる、当然。
後輩のあの子に勧めたくなる本だったなぁ。なんだか、とても幸せな気分にさせてもらえた本だった。
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前作「常識のない喫茶店」完結編、という位置付けが、なかなか本を開くまでに時間がかかり、ためらわせた。すでに十分に「常識のない喫茶店」を愛していて、しーちゃんを始めとした、私も友だちになりたい!と思わせるような素晴らしい人物描写があり、それの完結編なんて、他のお客さんとのエピソードやただ別れがあるだけじゃないの、と思ってしまっていた。立て続けに重い小説やエッセイを読んだこの4月〜ゴールデンウィークの後、清涼感を求めてようやく手に取ることになった。
結果、もっと早く読めばよかった〜!喫茶店アルバイトは、けっこう序盤に辞めてしまっていた。本書の大半はその後の人生。その粒々の余すことなききらめき。一貫してそこにいるのは、ひとりの人間。
「書きたい」という気持ちが、行動が、僕のマリを生かしている。「書きたい」という衝動が、彼女の核にあるからこそ、立ちのぼる描写がある。私はこれからもその核にふれたい。一緒に年を重ねたい。私も自分のためだけに書く行為はずっと続けている。その一方で、「読みたい」生活を甘受する。
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日記編の、毎日が全く違う時間が流れていて大切な日々であることが伝わってくる文章が好きだった。喫茶店で本が読みたくなったし、日記を書きたくなった。
・無理はずっとは続かない。
・なんとなく始めたことが、意外と向いていたり好きだったりする。だからなんでも挑戦してみたい。
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前作の衝撃的な商業出版デビュー作、「常識の無い喫茶店」の独特な文章、視点に完全にハマった作者の最新作。
予約して購入した本作も家族みんなで読んだ。
喫茶店を辞めて、結婚、引っ越しと、環境が大きく変わるなかで感じている小さな気持ちの変化を、圧倒的な表現力で描かれている。
自分自身は仕事のこと、家族のこと、感じたことについてあまりにも無頓着で、鈍感なんだと考えさせられた。
この作者の素晴らしい才能は、エッセイだけでなく、フィクションの小説や、作詞などでも活かせて欲しいと勝ってながら思う。
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やはり、この人の文章が好きだと思った。
文章のどこら辺が?と問われると困るけども…
「常識のない喫茶店」を読んだときから、この人の感受性の豊かさ、誰にでもありそうな日常たちを淡々と書くところが好きなのかもしれない。
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僕のマリさんの言葉は、何気ない表現なのに心をぎゅっと鷲掴みされる。感情が揺さぶられて、素敵な言葉の渦に巻き込まれてしまう(良い意味で)。
「日記は文章を書く筋トレ」と書いておられるように、毎日、新鮮な感情を文章にする練習を続けた結果であり、努力の賜物だなぁと感服する。
行きつけの喫茶店やお花屋さんなどがたくさんあること、親しくしている店員さんがたくさんいることは、マリさんの人柄を象徴している。きっと、好きな人は好き、嫌いな人は嫌いとはっきりしていて、率直に伝える姿勢が、人を惹きつけるのだと思う。
書くのが好き!読むのが好き!という想いの強さと、それを自分のために優先する意思の強さに惹かれる。そして改めて、自分は何を大事にして生きていきたいかを振り返る。そんなきっかけをくれる本。
マリさんの書く文章をもっと読みたい。僕のマリ中毒になりかけている。
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★喫茶店で本を読む時間や一日の終わりに部屋で日記を書いている時間が何よりの癒やしなのは、ずっと変わらない★
こういう生活が幸せだよな。繊細という言葉は、「心がもろい」「すぐに病む」みたいなマイナスなイメージがあって、まあ実際にそうなのかもしれないけれど、とてもステキなキラキラした月だ。「普通」「当たり前」だと思われていることから、自分にとっての幸せを掬う力がある。本屋さんの扉をあける5秒前とか、夕食前にお茶をコップに入れる瞬間とか、約束の20分前に電車でゆらゆらしている時間とか。多分そういうのがしあわせ
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「言わなかったことや
言えなかったことが、
なかったことにならないでほしい。
そう思い続けて、
そう思うから、
そう思っていることを、
わたしはずっと
書いてきたのかもしれない。」
『書きたい生活』帯文より
本屋でフラフラしていたら、
『常識のない喫茶店』を書かれた僕のマリさんの名前を見つけて、続編にして完結編、そして冒頭にある帯文に惹かれて購入。
『常識のない喫茶店』がお店も文章も人もインパクトがあって好きだったのですが、残念ながら喫茶店は退職なされていました。
喫茶店を辞めて次に進むと決めた自分
物書きとしての自分
30を過ぎた女性としての自分
色んな自分をさらけだして
素直な言葉が書き綴られた日記は
なんてことないような毎日が
本当はとてもかけがえのないものだと教えてく
れる。
きっと書いているマリさんも
それを読んでいる私も。
(よろこびや楽しさだけで生きていけるのが人間ではない。だってわたしは、苦しいときこそ前に進んでいた。)
という言葉に力をもらった。
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「常識のない喫茶店」の筆者、僕のマリさんのエッセイ第二弾。
最初のエッセイを出した後、なんとあの喫茶店はやめられたそうで少しびっくりしたが、転職、転居、結婚と一歩づつ着実に進んでいく姿にとても力をもらえる。
器用に適当にぱぱぱっとやるのではなく、一つづつ、自分で決めて納得して生活している感じがとても好きだ。
もしかして身近にいたら、めんどくさいと思うかな?(笑)
マリさんのご主人は古本の販売をされているみたいだけど、どうやら実店舗を持たずにやっていらっしゃるようなのが少し残念だ。
店舗を構えて、マリさんがコーヒーを淹れてくれて…そんなお店があったらいってみたいと思うのに。
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「常識のない喫茶店」の続編にして完結編!!
喫茶店の卒業そしてその後の生活を綴った日記集!
日記ってふとした部分にその人のいろんな色が見えてニマニマしてしまうわ〜心温まるニマニマがいっぱいでドラマのような衝撃的な出来事が無くても日常が大きなニマニマから小さなニマニマまで筆者の魅力を存分に醸し出してくれて何度も言うけどニマニマしてしまう。
というかニマニマの雰囲気があんまりわかりにくいかもしれへんけどこの作品を読んだ時の読者の顔がニマニマなんやと思うから鏡で確認してください。
前作のように筆者のマリさんの日常で感じることや周りの人々との生活をマリさんの感性で描いているけどなんか親しみが湧きすぎて2作目やのに4シリーズ目のストレンジャーシングスの主要メンバーを見てるくらいの親近感じでる。
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良い、すごく良い。
この温度感 大切な物にしっかり気づける所
でもやっぱり隣にある生きにくさ その全て
勇気も元気も笑顔もいただけてしまう素敵な文章達
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”いつも頭の中で弾けて浮かぶ言葉たちを並べているあいだのことを、幸福と呼ばずになんと呼ぼう”
前作『常識のない喫茶店』で衝撃的な面白さを感じた著者の待望の続編にして完結編。
読み始める前は、前作同様の奇天烈な日々、みんなが忘れかけていた自分自身を守るという正義のもとに理不尽な客に立ち向かう清々しさを期待していた。
でも今作にはそれよりも、著者の、文章を綴ることに対する喜びと幸福が表現されており、いかに精神的な太い柱になっているかがよくわかった。
目にも刺激的な日々というより、30歳前後の女性としての何気ない、誰にも起こりうる日常が、丁寧で感受性豊かな表現で書かれており、より著者の作家としての素敵さを感じることができる。
”海辺で見つけた貝殻のような日々だった”という表現なんて、理屈抜きで脳の感覚が「めっちゃ良い」って言ってる。
また、穏やかな日々の中にも、前作にあったような違和感に対する冷静な分析は健在で、特に「子供を産むこと」への周囲から期待されることと自分で願うことの違いのところ同姓ではないけれどすごく共感できた。
これからもずっと著者の作品を読んでいきたくなることが確信に変わった作品。
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「常識のない喫茶店」がとっても面白かったので、続編のこちらも。
僕のマリさんが「常識のない喫茶店」を辞めるまでの日々と、それからの日々を語るエッセイ。
前作はくすくす笑える一冊だったけど、今作は何だかじんわり心に沁みる一冊だった。
読みたい本を買って、お気に入りの喫茶で読む。お気に入りの居酒屋で、気の置けない仲間とゲラゲラ笑いながらお酒を飲む。
ああ、いいなぁ、と思った。
僕のマリさんの生活の中には「お気に入り」が沢山あるのも、とても良いなと思った。
心の栄養って、幸せって、こういうことだ。
仕事への考え方、女性として生きるということ。読みながらふわふわと色々と考える。
心の栄養を枯らさないように、小さな「お気に入り」を増やしながら私も生きて行けたら。
今よりもっと、いや、少しでも自分を認めてあげることができるように日々を過ごせたら。
春の予感がする暖かいお天気の下、この本を読めて良かったな、と思った。
⚫この人生で読める本の数を考えては気が遠くなる。でも、とにかく一冊でも多くの本を読みたい。その気持ちはきっとずっと枯れない気がする。
文学フリマに興味津々な今日この頃。なんだか敷居が高くて(私には)前回は二の足を踏んだんだよな。次の大阪は秋。よし、行ってみようかな。
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前作『常識のない喫茶店』出版後、人生の変化点を迎えた。不安も喜びも入り混じった文章に新生活のドキドキ感を思い出す。書くことは、日々感じた気持ちをなかったことにしないよう閉じ込める作業なのかもしれない__。
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エッセイ
精神的に苦しい人なのに接客業できるものなんだな。またスイッチが違うのだろうか?
本が好きなことが伝わってくる。
30代になったところ、女性特有の結婚、出産についてモヤモヤもある。でも、おおむね幸せじゃないか。やりたいことをやれていると自分で思えるのだから。やはり行動は強い。
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前作を読んで面白かったので、続きと思われる本作も読んでみました。
前作出版と共に喫茶店止めて、物書きを主軸に生きて行く事にしたようで、大丈夫かいなと心配になってしまいましたが、パートナーがいるなら安心ですね。
特別上手い文章でもないのですが、読みやすいし今はまだ色々と書く事もあるようなので、これからどういう作品を書いていくのか楽しみにしています。書く事が無くなってからが勝負って感じがしますね。
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前作の常識のない喫茶店が面白かったので、
読んでみた。
喫茶店辞めてしまったんだー。。
続きが読めると思っていたので少し残念。
でも、新たな生活が始まったんだなぁと。
著者のような生活がしたいと強く思う。
どこでどんなチャンスがあるかわからないなぁ。
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常識のない喫茶店のアナザーストーリー的な内容で完結編といったところ。
日記とエッセイでマリさんの人となりが少し理解できました。喫茶店を辞めて結婚もされたようで、これからどんな作品を書かれるのか楽しみです。