感情タグBEST3
野生の聖女マリヴェルちゃん、ある日家族と思っていたおうち(神殿)の人たちに忘れられて、身包み剥がされておっぽり出されるの巻。
その後躊躇いなくスラム生活に復帰するのさすが。
エーレは帰宅してわりとすぐ忘れたよね、コレ。
見えない敵の用意周到で広大な記憶消去範囲がすっごい怖いが、まだ相手を掴めないスリ...続きを読むルとサスペンス感。
コミカルだけど切ない
匿名 2023年05月12日
とっても面白かったです。
「聖女らしくない聖女」って言うのは時々あるけど、やんちゃに振る舞っているのとは逆に、心の中では人恋しくて、家族を欲しているところがいいです。
絵も読みやすいし、コミカルな場面の描写もいいです。
聖女選定の儀に挑む主人公の「がーんばろ」と言う言葉とは裏腹に、何だか切ない...続きを読む表情をしているのが読んでてこちらも切なくなりました。
主人公の記憶の中に出てくる神官長が堅い感じで、あまり人間味がないところが少し残念です。
でも早く続きが読みたいです。
原作ノベル既読(現時点で4巻)からのコミック購入。
コミカルなシーンが多いが、状況は酷く絶望感の漂う重い物語なので要注意。
物語は、国中のほぼ全ての人から自分の存在を忘却された酷く絶望的事態に放り出された型破りの聖女が陰謀に立ち向かうというもの。
酷くあっけらかんとした聖女の振る舞いは
悲壮感...続きを読むを大いに和らげ、とてもユーモラスであるものの
「親のよう(実際養父としての縁組直前だった)に慕った人からさえも綺麗さっぱり忘れ去られて、不審者として追い出されてしまう」という、実際に経験したら絶望感で気が狂いそうな状況を
時々に思い知らされながら
無意識のうちにその絶望感に飲まれぬよう
明るく振る舞う姿は胸に詰まるものがある。
少し残念に感じたのは、保護されたエーレの館で一晩明かした最初の朝の描写がノベルの描写した状況に比して弱く感じられたところ。
これは人によるかもですが、ノベルと読み比べて欲しい。
何だろ‥話は悪くないはずなんですが、購入してまで続けて読む気にならないのは、
ひとつには、絵が硬くて表情冷たい気がするのと、いくらなんでも(記憶なくて怪しい女性でも)、身ぐるみはいだまま裸足で追い出すの酷くない?という、聖職者にあるまじき行為に思え、引きずったままなので作品に感情移入できないのかも。...続きを読むしかもお父さんとまで呼びそうだった人だというのに人格が信じられなくなってる。