【感想・ネタバレ】隣の席の中二病が、俺のことを『闇を生きる者よ』と呼んでくるのレビュー

あらすじ

秘密の任務を請け負って高校に潜入した暗殺者・黒木猫丸は驚愕した。
「待っていたぞ、私と同じ闇の世界の住人よ!」
謎の少女が他の人間とは一線を画するオーラで呼びかけてきて――
お前が俺の標的(ターゲット)“紅竜(レッドドラゴン)”なのか!? (※いえ、ただの中二病です)

寝言で猫丸の名を呼ぶのも、手作りのお弁当をお裾分けしてくるのも、普段は不敵で仰々しいくせに時折無邪気な笑顔を見せてくるのも、俺を油断させるためだとでもいうのだろうか……!

一方、紅音も勘違いしていた。「私と同じ中二病の同志と巡り合えるなんて……」(※いえ、本物の暗殺者です)

中二病と暗殺者。なにもかも違うのに「闇の住人」同士は惹かれあう!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

著者初読。KU。『裏の世』に身を置く殺し屋の黒木猫丸と、『表の世』に身を置きながら右腕に巻き付けた包帯とハーフツインが特徴的な中二病全開の竜姫紅音。この二人が高校で席を並べることから起きる勘違いラブコメ。最後まで紅音の中二病セリフの意味がさっぱりわからなかったw。紅音の唯一の理解者で親友の咬狛九十九がなかなか悪い(いい意味で)キャラで、勘違いでズレていく二人を更に振り回す。この九十九こそが本当は『裏の世』の人間では?と思うほどに追い込んでいくw最初はヒロインの言動に痛々しさを感じたが、さらっと読めて良き。

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2025年06月19日

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