あらすじ
伯爵令嬢リューディアは、父が王女を暴行した罪で一家没落の危機に。
だが闇魔術師・レジェスにより冤罪が証明された。
彼は優秀だが見た目から「闇ワカメ」と称されるほど陰気な人物。
しかし気遣ってくれる優しい一面や、照れ屋で放っておけない部分も発見し――
なにこれかわいい! 気になって仕方がないんですけど!?
「私と結婚してくれませんか?」「今、なんと?」
地味な最強闇魔術師と男前伯爵令嬢の痛快ラブコメディ!
【電子特典付き】
瀬尾優梨書き下ろしショートストーリー『ある花屋と客の話』を収録!
レジェスはあの花束をどのように購入したのか、リューディアへの想いとは――。
感情タグBEST3
リューディアは昔からおっとこまえ~だったんだね。これぞ貴族の矜持。
レジェスは使い潰される前に(ギリギリだったけど)リューディアにあえて良かった。悪意の中にいると正しいことがわからないから、生き方を自分で切り開けるよう気持ちを正しい方向に向けられるようになって良かった。
ふたりのこれからが楽しみです
レジェスが、可愛い。なんか、とってもシャイで、自信のないとこ、思わず護ってあげたくなる。
ヒロインは、男前。
安心して、癒される、とっても素敵なお話ですね。
匿名
小説家になろうで読んでから大好きな作品。書籍化されてるのを知って慌てて購入。少し内容が変わってて買って大満足!
主人公は素敵な女性。ヒーローは最後までイケメンにはならず闇ワカメのままだけど、ヒロインを一途に七年間こっそり警護(笑)ヒロインの家族の大ピンチとワガママ王女からも救ってくれる。
グイグイな主人公にも誠実に向き合い卑屈なのに頑張ってくれる。芯が強く心が優しくお似合いの2人です。全く心配なく最後までほっこり読めますよ。
大好きな作品
ウェブで読んで大好きになった作品。
書籍化されてとても嬉しい。
根暗ヒーローの恋物語。
二人のやりとりがとっても楽しく、紆余曲折とか波乱万丈があるわけではなく安心して最後まで読み終えられる作品。
癒やされました。
匿名
面白い!
男前のヒロインと、自己肯定感の低いヒーロー。通常設定の逆パターン。最後まで楽しく読めました。ヒーローが、ヒロインに癒やされながら、自分の気持ちに従っていくところがとても良かった。その後の二人も見てみたいですね
Posted by ブクログ
卑屈な発言に怪しい笑いをしていたと思ったら、いざリューディアの素直な褒め言葉の前には女子みたいな悲鳴をあげるレジェス。
可愛い。
ヒロインかきみは(何しろリューディアが男前だから、レジェスがヒロイン説は普通に成り立つ気がする)
そして、一途である。
思っていたよりタイトル回収までが長くて、二人がそこに辿り着くまでを丁寧に描いてくださった印象。
安直に恋愛に走らず、一歩ずつ確実に。
そのお陰で第二王女の横暴にも対処できたし、何よりタイトル回収後のリューディアの家族たちの反応にそれが活きたと思う。
ご両親も弟もいい人、いい子なのですよ。
家族にも恵まれなかったレジェス、彼自身を受け入れてくれる家族を一気に手に入れた模様。
雨すら祝福になる二人に、そして素敵な家族に幸あれ!
魔力があろうとなかろうとすべての人に守護属性がある、というのが新鮮でした。
あと、闇魔法の使い方が、他でよくある人の心を操る系ではなく、
あの使い方がヒーロー独自のものなのかはわかりませんが独特で面白かったです。
闇属性が忌むべきもの、という偏見で蔑まれていたヒーローが、
世間の噂や偏見にとらわれず、まっすぐなヒロインに助けられ、
ヒロインのために影ながら力を貸し・・・、というありがちな設定だけど、
ヒーローの言動が何気にかわいくて、ヒロインが嫌みなくぐいぐいいくのが楽しかった。
今後、ヒーローの生活環境が改善されればかなりのイケメンになりそうだし、
結婚式とか見てみたいです。