あらすじ
北国の王子・アムリタは美貌と聡明さからアルファだと期待されていたが、のちにオメガだと判明する。オメガは奴隷同然の身。アムリタは父王により地下牢に繋がれる。一方、砂漠の国ではアルファの若き覇王・イルが妃となるオメガを探していた。宣託に従い北国を訪れたイルは、一目でアムリタこそ運命の相手だと理解する。だが長年の幽閉でオメガの嗅覚を失ったアムリタは求婚を拒絶する。イルは「君に尽くそう」とアムリタを庇護するが、父王はアムリタに非情な命令を下しており…?
【電子特別版】水川綺夜子先生の書き下ろしショートストーリーを電子版だけに特別収録!
感情タグBEST3
星が足りない
イラストに惹かれ購入
初読みの作家さんでした
とにかく、プロローグがちょっとインパクトありましたね
自分の実の息子を「オメガ」というだけで地下牢に鎖で繋ぎ、ただ死ぬのを待つような扱いをする
自国の民のことより自分の欲望や栄華にしか関心がない
しかし、遠い国から「神の詔」「運命」より、助け出され、弟とともに嫁ぎ先で幸せに暮らす
読んでいて、ただ切なく、辛く、寂しく、怖く、、、
ただ、お互いの気持ちが通じてからは、ただ幸せになるため、嫁いで来た国の繁栄と幸福のために暮らす
久しぶりに感動する小説でした