あらすじ
いくつになっても脳が若いままの人と、老化が進んでいく人の差はどこにあるのか?
脳科学者が伝えたい「老人脳」にならないための方法
「スーパーのレジ待ちの列に割り込む老人」
「人目をはばからず、店員に怒鳴り散らす老人」
そんな迷惑老人たちが目についてしまう昨今……なぜ、彼らは自省できないのか。
それは脳の老化、老人脳であることが原因です。
脳の老化は、30代からはじまりますが、実は高齢になっても伸びていく機能もあることがわかっています。
脳科学的には、加齢=老化ではないのです。
では、なぜ前述のような老人がいるのか。
一方で、アクティブに、幸せなシニアライフを送っている人たちもいます。
70歳のシニアといっても、体の不調もそれほどなく、まだまだ元気で、知的好奇心も旺盛な方がたくさんいます。
そんなスーパーエイジャー(高齢になっても超人的な認知・身体能力を持つ人)たちの脳の使い方をひも解き、いつまでも若々しく幸せなシニアライフを送るきっかけにしてもらう本をお届けします。
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Posted by ブクログ
老人脳にならないためのさまざまな方法が紹介されていた。
老人脳は後天性なものであり、日々のさまざまな習慣(思考×行動)の積み重ねによって変えることができる。
老人脳になると
・新しいことをするのが面倒になる
・もの忘れが多くなる
夫婦仲がよくなると脳が元気になる。
・夫婦で新しいことに一緒に挑戦する
・記念日をきちんと祝う
無理をすると脳はストレスを感じ、そのストレスが脳の老化を速める
「生きがい」があると、認知機能があがる
リラックスする時間が必要。
Posted by ブクログ
無理をすると脳は老化する
やる気や情熱が枯れるのは自分のせいではなく、遺伝子のせい→自分を大切にしている
目を閉じて片足だちの練習をする
ダンスは脳活の極み
よく噛むとやる気が出てくる
耳が悪くなるのは脳の危険信号
何もしていないときに脳は活性化している(心がゆったりとしていて、難しいことを考えていない状態)
自分は若いと本気で思うだけで脳も体も若くなる
会話に擬音語を入れる
人を嫌いになるきっかけの9割は匂い→コエンザイムQ10
自己重要感を満たす
昔のよかったことを思い出すことは脳の栄養になる
病気の快復率は楽しいことを振り返ると早まる
年を取ると嗅覚が低下する→アロマ:レモン、ラベンダー、ペパーミント、檜、ローズマリー
コーヒーの香りは人を優しくする
■若返り遺伝子を活性化させる栄養素
・ナイアシン・・・鰹節、まいたけ、たらこ
・エラグ酸・・・イチゴ、ブラックベリー
・レスベラトロール・・・ポリフェノールの一種。自然に摂るのは難しく、サプリで
・プロテスチルベン・・・ブルーベリー、オメガ3、青魚、トロ
・EPA,DHA
・ビタミンC
・ビタミンD・・・キノコ類、いくら、うなぎ
■悪いストレスの消し方
・不安の消し方
不安は準備が出来ていないとき、方法がわからないときに感じる
不安をなぜ感じるのか、それをなくすためには何があればいいかを思いつくままに書いてみる。
不安の原因を特定することで不安が消えていくこともある。
・寂しさの消し方
植物とつながる→ガーデニング、観葉植物
・怒りの消し方
2週間聞き手と反対野手を意識的に使ってみる→前頭前野を鍛える