あらすじ
いくつになっても脳が若いままの人と、老化が進んでいく人の差はどこにあるのか?
脳科学者が伝えたい「老人脳」にならないための方法
「スーパーのレジ待ちの列に割り込む老人」
「人目をはばからず、店員に怒鳴り散らす老人」
そんな迷惑老人たちが目についてしまう昨今……なぜ、彼らは自省できないのか。
それは脳の老化、老人脳であることが原因です。
脳の老化は、30代からはじまりますが、実は高齢になっても伸びていく機能もあることがわかっています。
脳科学的には、加齢=老化ではないのです。
では、なぜ前述のような老人がいるのか。
一方で、アクティブに、幸せなシニアライフを送っている人たちもいます。
70歳のシニアといっても、体の不調もそれほどなく、まだまだ元気で、知的好奇心も旺盛な方がたくさんいます。
そんなスーパーエイジャー(高齢になっても超人的な認知・身体能力を持つ人)たちの脳の使い方をひも解き、いつまでも若々しく幸せなシニアライフを送るきっかけにしてもらう本をお届けします。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
毎日ぼーっとして何もせずにいる90代の母を見て、自分はもっと、いつまでもアクティブにいたいなーと思い、手に取った本です。日々の過ごし方のヒントがたくさん!「50代には早くない?」と言う友人もいますが、そんなことはない!少なからず、社会から遠ざかる機会が生じてくるので、自分への意識づけに、良き内容でした!
Posted by ブクログ
予想以上に良かった。ほぼ知っている内容かなと思いつつ、情報の確認のため聴いた(オーディブル)が、なるほどと思うことも多かったし、数字や研究結果で説明されているので分かりやすかった。例えば自分はファスティングをしているけれど、高齢者になれば栄養のバランスが悪くなるので、同じ効果を得られる栄養素を摂取したほうがよいとか。もちろんその栄養素も列記されている。
母が私より20歳年上だが、すでに脳の萎縮があり記憶が曖昧だ。他人が言っていることをよく理解できないし、本を読んでもストーリーを追えない。私の20年後もちょっとヤバいぞ!と思う。なんとか脳を老化させないために、ここに書かれていることに取り組んでみよう。ちなみにコンビネーション運動が良いらしく、私のもう一つの趣味である社交ダンスは最高らしい。ますます頑張ろう!
Posted by ブクログ
思ったよりも、読みやすかった。押し付けがましくなく、自分にとって都合の良いところだけを、心の隅にのこして爽快な気分にもなった。人に薦めやすい本。
Posted by ブクログ
オーディオブックで
80歳じゃないけれど
もう 始まってる気がする…
脳は体よりも老化をくいとめやすいみたい
この類いの本はみな似たようなことを言っている
意識して感謝すること
意識して楽しむこと
意識して 意識して 衰えをくいとめる
若い頃ほどのワクワクやドキドキがありすぎても
体がついていかないから
脳がスローダウンしているのだろうけれど
少し脳のほうが活動的のほうがいいだろうな
Posted by ブクログ
年齢でひとくくりにする場合もあるが、
体力も知力も個人差は多い。
80歳でもないけど、
参考になるところは多い。
脳が劣化、老化している例は結構見てきた。
他人を否定する。
典型的なのほ、自らジサクと名乗っていた輩。
近隣各市で市展、市美術展が開催される。
その市の市民に限らず広く門戸を開けている。
とある会でご一緒する方は、絵画を出展されよく展示されている。
ポジティブで常に次の作品のことを考えている。
当方もある分野で各市において入選展示されている。
その輩が私にこう言った。
自分の作品を他人(審査員のこと)に評価されて
何が面白い。
当方の趣味も各市が開催している市展も
全面否定だ。
その輩とは関わるのを止めた。
養老孟司さんもプレジデント誌の記事で
気疲れする
相手からは
今すぐ遠ざかる
と書いている。
この輩は
本書で言う
共感低下型の老人脳
になっている。
関わる人は年齢に関わらず、ポジティブで気さくな人が良い。
Posted by ブクログ
老人脳にならないためのさまざまな方法が紹介されていた。
老人脳は後天性なものであり、日々のさまざまな習慣(思考×行動)の積み重ねによって変えることができる。
老人脳になると
・新しいことをするのが面倒になる
・もの忘れが多くなる
夫婦仲がよくなると脳が元気になる。
・夫婦で新しいことに一緒に挑戦する
・記念日をきちんと祝う
無理をすると脳はストレスを感じ、そのストレスが脳の老化を速める
「生きがい」があると、認知機能があがる
リラックスする時間が必要。
Posted by ブクログ
無理をすると脳は老化する
やる気や情熱が枯れるのは自分のせいではなく、遺伝子のせい→自分を大切にしている
目を閉じて片足だちの練習をする
ダンスは脳活の極み
よく噛むとやる気が出てくる
耳が悪くなるのは脳の危険信号
何もしていないときに脳は活性化している(心がゆったりとしていて、難しいことを考えていない状態)
自分は若いと本気で思うだけで脳も体も若くなる
会話に擬音語を入れる
人を嫌いになるきっかけの9割は匂い→コエンザイムQ10
自己重要感を満たす
昔のよかったことを思い出すことは脳の栄養になる
病気の快復率は楽しいことを振り返ると早まる
年を取ると嗅覚が低下する→アロマ:レモン、ラベンダー、ペパーミント、檜、ローズマリー
コーヒーの香りは人を優しくする
■若返り遺伝子を活性化させる栄養素
・ナイアシン・・・鰹節、まいたけ、たらこ
・エラグ酸・・・イチゴ、ブラックベリー
・レスベラトロール・・・ポリフェノールの一種。自然に摂るのは難しく、サプリで
・プロテスチルベン・・・ブルーベリー、オメガ3、青魚、トロ
・EPA,DHA
・ビタミンC
・ビタミンD・・・キノコ類、いくら、うなぎ
■悪いストレスの消し方
・不安の消し方
不安は準備が出来ていないとき、方法がわからないときに感じる
不安をなぜ感じるのか、それをなくすためには何があればいいかを思いつくままに書いてみる。
不安の原因を特定することで不安が消えていくこともある。
・寂しさの消し方
植物とつながる→ガーデニング、観葉植物
・怒りの消し方
2週間聞き手と反対野手を意識的に使ってみる→前頭前野を鍛える
Posted by ブクログ
欲があることはいいこと
仲がいい人が1人いること(数ではなく質)
新しいことにチャレンジする※無理はしない!!自分の身の丈
脳に刺激を与える人と接する機会を増やす→新しい趣味や社会活動を増やす
生きがいがある人‥小さく達成しやすい生きがい、例えば植物を育てたい、旅行に行きたい、切手を集めたい
毎日ちっちゃくひとつ新しいことをしてみる。行動や環境、緑を机に置いてみる
神経衰弱
リラックスしている時間は、好きなことをしたり、お酒を楽しんだり、仕事と関係ない趣味をしたり、ボーッと空を見たり、風呂に使ったり、好きな音楽に浸ったり、カフェでゆっくり本や新聞をみたり、と心がゆったりしていて難しいことを考えていない。ダメージがなく、ストレスと相殺してくへる。
趣味が多い
「ありがとう」の効果
擬音語を使う
Posted by ブクログ
80歳関係なく、というか、何歳の人にとっても脳の老化を防ぐために読んでほしい脳科学の本でした。
先に読んだ「一生良くなり続ける脳の本」とも通じる内容の本。早めに取り組んでおきたいものです。
Posted by ブクログ
歳を重ねても冴えた頭を保つ人がいる。その秘訣を「挑戦」と「感動」に見いだす。――同じ毎日を繰り返せば脳は省エネに入り老化が進む。だが新しいことに心を動かす瞬間、神経細胞は再びつながり始める。
好奇心を失わず学び続ける人の脳は柔らかい。転んでも笑い飛ばす力、知らぬ世界に足を踏み入れる勇気が若さを支える。
年齢を重ねるとは衰えることではなく磨かれること。八十にして輝く人は今日も小さな驚きを集めている。
Posted by ブクログ
①新しいことに挑戦する。
②ペットを飼う。
③よく噛む。
これ本当かもしれないと思ったのは、高齢になってコレステロール値が低く痩せている人は幸せを感じにくく、少し太っているほうが幸せになれる。
脳にいい習慣例(P77)
自分を楽しませてくれる1000メニュー(P196-P199)
このあたりを一読して趣味を持つとアンチエイジングに役立ちそう。
Posted by ブクログ
認知症は、誰にでも起こりうることだと思っています。
今からどんなことに留意したらよいか知っておきたいと考え、この本を読みました。
取り立てて目新しいことが書いてあるわけではありませんが、やはり、できる限り末永く社会と接点を持ち続けることが1番の予防かなと思いました。
今の生活は色々ストレスを感じることも多々あります。過度なストレスはよくないでしょうが、適度な緊張感のある生活は脳には悪くはないかもしれないと考えると、前向きな気持ちになりました。