【感想・ネタバレ】震える天秤のレビュー

あらすじ

高齢男性の運転する軽トラックがコンビニに突っ込み、店員を轢き殺す大事故が発生。
アクセルとブレーキを踏み違えたという加害者の老人は認知症を疑われている。
事故を取材するライターの俊藤律は、加害者が住んでいた奇妙な風習の残る村・埜ヶ谷村を訪ねるが……。

「この村はおかしい。皆で何かを隠している」。

関係者や村の過去を探る取材の末に、律は衝撃の真相に辿り着く――。
横溝賞出身作家が放つ迫真の社会派ミステリ!

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Posted by ブクログ

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良かった、と言うのが読後の正直な感想。
最初、気味の悪い村、変な因習がある村で、何かのしきたりに則って人を轢き殺してしまったのかと思ったが、そうではなくて、村のみんなが、それぞれ支え合って苦しみを分かちあった結果起きた事件だったんだなと理解した。
みんな、優しくていい人。被害者家族以外は。
本当に良かった。
完全なハッピーではないものの、考えうる限りでは最上のエンドだと思った。

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2025年11月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

認知症を患った高齢男性がコンビニに突っ込み、店長が死亡するという事故が起きる。ライターの俊藤律は、高齢者による事故の特集を組むために事故の被害者や加害者らの周辺を探ることに。だが事故を起こした男性が住む集落は、余所者を受け入れない閉鎖的な地域だった。取材を進める中で律は次第に、加害者の男性は本当は認知症を患ってはいないのではないか、事故は故意に起こされたものではないか、集落の人々は何かを隠しているのではないかと疑念を抱く。閉鎖的な集落故の濃密な人間関係が、切なくてやるせない。

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2025年12月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

正三は直前までは殺すつもりではなかったものの、石橋昂流への恨みから最後はアクセルを踏む足を離せなかった、という律の考察はなるほどと思った。七海たちの代わりではなく、自分の意志で突っ込んだからこそ、罪の意識を持ち、死刑を望んでいるんだな、と合点がいった。
あらすじが面白そうだったので読んでみたものの、奇妙な風習が残る村の謎、というよりも村全体の隠匿という感じで、触れ込みとはちょっと違うかなと思った。

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2026年01月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

認知症の高齢者が引き起こした事故だと思いきや、そこには憎悪のかたまりが起こした殺人事件だったという話

村人達数人が共謀して一人の余所者の殺害計画を企てる

東京から来た一人の新聞記事がその真相を暴いていくのだが、その憎悪の根拠に少し無理があると感じ、最後まで読んだが、非現実過ぎて残念だった

高齢者ドライバーの事故は後を経たないが、これを犯罪の道具に仕立てる発想は稀有である

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2025年10月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

記者が謎解きをするというミステリー。なぞの村の結束が時代錯誤だけどちょっと泣けた。殺人を正当化するためか、悪者キャラが悪すぎたが、人を殺すということをやっていいと思うところが、異常だとおもった。

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2025年09月17日

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