【感想・ネタバレ】最後の晩ごはん ゲン担ぎと鯛そうめんのレビュー

あらすじ

「芦屋さくらまつり」の季節がやってきた。
定食屋「ばんめし屋」はその機会にランチ営業をしてみることに。
初めての客から歓迎されるが、深夜営業にポリシーを持つ夏神は、複雑な気持ちになる。
そんなある晩、大学時代に救えなかった彼女の香苗が霊となって現れ、
夏神は衝撃のあまり気絶してしまう。
一方海里は、後輩・李英と二人で朗読の舞台に上がるため、懸命に練習に励み……。
夏神も海里も大きな一歩を踏み出す第18弾!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回は、「芦屋さくらまつり」に便乗して、ばんめし屋が、1日だけの昼営業とお弁当販売に挑戦。

海里と李英の朗読劇もまずまず好評。7割程度席が埋まっている。お互い切磋琢磨している。
朗読劇の直後、李英が体調不良に…耳に激痛があり、病院に入院し帯状疱疹と診断された。
海里は、1人で朗読劇を演じて事になり、淡海先生に、40分程度のお話しを選ぶ事を頼む。淡海先生は、書き下ろしで、海里と李英をモデルにした中編を書いてくれた。

海里が、朗読劇で挑戦している最中に、夏神は、幽霊となった昔の彼女、香苗と会っていた。
香苗は、夏神への思いがあり幽霊になったが、死ぬ間際は意識が無くなり、気が付いた時には、自分のお墓にいた。色々な人がお墓参りに来たがわ夏神は来ない。やっと先日来て、お詫びだったり、会いたいなど甘い言葉を囁く。香苗は、夏神の身体の中に入り込んで、ばんめし屋までやって来た。自分の姿を現すにも練習が必要で、かなりパワーが必要だった。お互いの思いを語り合う2人。ロイドは、その存在に気付いたが、海里にはナイショに。2人の時間を邪魔されたくなかった。最後は、昔、夏神が香苗に作ったオムレツサンドを食べさせて、成仏して行った。

0
2024年09月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いつも通りさらっと読める。
主人公の青年、海里がいつも通り一生懸命で好感がもてる。
メガネのロイドも優しい。
今回の主人公はある意味店主の夏神。恋人が幽霊になってようやく登場した。
優しい回だ。

0
2024年09月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ第18作。
夏神と海里が、それぞれ新たな一歩を踏み出す。

居心地のいい場所に留まっていると、じり貧。挑戦する者に道は開ける、ということか。

0
2022年12月22日

「小説」ランキング