【感想・ネタバレ】緑の歌 - 収集群風 - 上のレビュー

あらすじ

“好き”の気持ちに、国境はない。

はっぴいえんど『風をあつめて』。
村上春樹『海辺のカフカ』『ノルウェイの森』。
岩井俊二『リリイ・シュシュのすべて』。
ゆらゆら帝国『バンドをやってる友達』。

台湾・台北で暮らす少女・緑(リュ)は、
日本の文化を通じて新しい世界と出逢う。
見たことのない景色。初めての感情。
そして不思議な少年と夢に。
まるで、風に吹かれるように。
これは音楽を愛し、
物語に救われたひとりの少女と、あなたの物語。

『猫を棄てる 父親について語るとき』(著・村上春樹)で、
装・挿絵を担当した台湾在住の漫画家が贈る、初連載作品。

世界が私を待ってる。
初めての物語、初めての音、初めての夢が、
私と出逢う、その時を。


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@COMIC_BEAM

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Posted by ブクログ

ネタバレ

音楽をやっている知り合いから貸してもらったのだけど絵のタッチが凄く繊細で柔らかくてとても良かった。(全然違うけど浅野いにお先生みたいな感じ)
細野晴臣など、とてもいい所をついていて感動した。
ストーリー性もとても素敵で、貸してもらっていたけど自分で買いたいと思う。
下巻も楽しみ。

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2022年06月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・よかった。
・題材は現代だが、所謂オッサンホイホイ。
・村上春樹もそりゃ好きになるわ。
・登場する本や映画や音楽や、サブカル者には刺さりまくり。
・に加えて、悪しき萌え豚としては、主人公の焦っている姿(絵的にも汗っている)に妙なエロスを感じてしまう。
・なんとなく岩明均「風子のいる店」を連想。
抜群に絵が上手いと思う。

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2024年01月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2018年のZINEに衝撃を受け、コミック化を心待ちにしていた作品。主人公らが興味を持つ日本のカルチャーが、日本人の「界隈」が好むものと鏡写しなのがおもしろい。(サブカル哈日族とでもいうのだろうか…、彼らははっぴいえんどやゆらゆら帝国が好きだ)
それらへの愛と同時に、常に影をまとっているような、静かでひりひりとした余韻を感じる良作だが、プロトタイプのZINEが荒削りながら詩的で素晴らしかったので星3つ。(1番好きだったシーンが本編では夢扱いされててちょっとがっかりしてしまったのだ)

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2022年06月04日

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